ゆうすけ
自己啓発本に対して、様々な意見がありますが…
自己啓発本って読む意味めちゃくちゃあるのに軽視されすぎでは..??
と思ったので、今回は自己啓発本についての個人的な見解を語りたいと思います。
自己啓発とは?
自己啓発(じこけいはつ)とは、自己を人間としてより高い段階へ上昇させようとする行為である。「より高い能力」、「より大きい成功」、「より充実した生き方」、「より優れた人格」などの獲得を目指す。
ゆうすけ
てかもはや「勉強としての読書」ってそもそもが、より高い能力・より充実した生き方を目指すものですよね。
そういう意味では娯楽ではなく勉強として読むならすべて自己啓発本と言えてしまいます。
ゆうすけ
「自己啓発」ってぼんやりしていて良いようにも語られるし悪いようにも語られるんです。
スティーブン・コヴィー氏の自己啓発本『7つの習慣』は名著!これ読んで実践すれば人生は好転する!
自己啓発本を読む暇があるなら、さっさと行動しようよ。マインドだけ育っても行動が伴わなきゃ意味ないでしょ。
自己啓発本を読む意味
僕は学生時代に特に、自己啓発本をたくさん読みました。
- 水野敬也『夢をかなえるゾウ』
- 堀江貴文『ゼロ』
- 岸見一郎・古賀史健『嫌われる勇気』
これらは、本屋さんなんかで自己啓発本に分類される本です。
僕は、自己啓発本以外にも、小説、実用書、ビジネス書、哲学書、エッセイ等々、たくさん読んできましたが、紹介した上の3冊は特に僕の人生に影響を与えてくれた本です。
思考が変わる
思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。
マザーテレサ(が言ったとされる)の有名な言葉ですよね。
運命を変える根っこって思考なんです(キリッ
以前、山口周さんが書かれた『武器になる哲学』を書評しました。
そこで、歴史上の哲学者は以下の二つの問いに挑んだ人達だと言える、と書かれていました。
- 世界はどのように成り立っているのか?
- 私たちはどのように生きるべきなのか?
これ、この世界の根源的な問いをシンプルに言い表した言葉だと思います。
僕らがいる世界は一体何なのか?そのうえで、僕らはどう生きるべきか?哲学者は様々な学問を統合して、この問いに挑んできたわけです。
この、「私たちはどのように生きるべきなのか?」という問い。まさに自己啓発本に書かれていることなんです。
「思考」というと目に見えないものだから、バカにされがちですが、過去の哲学者も考えていたことだと思うと、意味がないわけがないんです。

行動でしか現実が変わらないことを知る
自己啓発本をたくさん読んでいると、あることに気づいたんですね。
自己啓発本に書かれてることって「行動しろ」の一点張りじゃね?
楽して成功できるような魔法を探したくなることってないですか?
成功者だけが知っている魔法を追い求めて、自己啓発本を読み漁っていましたが、そんなものないんですよね。
- 目の前の課題に取り組むとか
- やりたいことにチャレンジしてみるとか
なんでもいいから自分の頭で考えて行動する。自己啓発本はその行動の参考になります。著者のエピソードが違うだけで「行動しろ」の一点張りです。
もちろん、自己啓発本の中でも具体的な行動指針を示してくれる本もあります。あくまでそういった本が多いということです。
やる気注入の要素もあり
自己啓発本に書かれている著者のエピソードは以下のストーリーなことが多いと感じています。
- 才能もお金もモノもない
- やりたいこと・成し遂げたいことがあって挑戦する
- 失敗&失敗、ちょっと上手くいってもまた失敗
- 諦めずに努力したら大きな成功を掴んだ
これ、人間が好きな王道のストーリーなんですよね。だから僕の印象に強く残っているだけかもしれません。
漫画や映画なんかでもこの構成が王道ですよね。多くの人が才能もお金もモノもない状態からのスタートだから多くの人に当てはまります。
言っちゃえば自己啓発本ってワンピース(ビジネスバージョン)みたいなものです。
ゆうすけ
ん?この人にできたならオレにだってある程度はできるだろ。って思っちゃいます。
そうやって何か挑戦する際のハードルをガクンと下げてやる気注入してくれます。
なぜ軽視されるのか?
僕は自己啓発本が好きで昔はよく読んでいました。ここまで書いてきたように自己啓発本を読む意味ってめちゃくちゃあるんですよね。
ただ、自己啓発本は軽視されがち。
ここまで自己啓発本について語っておきながら、軽視される理由はスゲーよくわかります。笑
だって、自己啓発本を読むだけじゃ自分の人生1ミリも変わらないですから
さきほど書いたように、この現実世界は行動でしか変わらないんです。思考がいかに高尚になろうが、ビジネスノウハウを頭に詰め込もうが、実践しなけりゃ意味がない。
自己啓発の名著『7つの習慣』だって、読む「だけ」じゃ現実は何も変わらない。
「意識高い系ww」とバカにされるその対象となる人は、意識「だけ」高く行動が伴っていない人です。
いるんですよね。読書するだけで人よりリードしてると勘違いしてしまう人(過去の僕)
人より進んでいる気になって、自己啓発本を読んで満足したいだけなら、その読書は時間の無駄です。
そのあたりを指摘する意味で「自己啓発本ばかり読んでいる奴はダメ」という主張がまかり通っているのだと思います。
おすすめの自己啓発本
本を読んで、自分の考えに落とし込み、日常の行動に移す。それを前提とした自己啓発本の読書は超効果的です。
そこで、僕がこれまで読んできてタメになった自己啓発本を種類ごとに紹介します。ぶっちゃけどれも僕がオススメするまでもなく有名な本ですが、やっぱり良い本だという証拠だと思うので紹介します。
水野敬也『夢をかなえるゾウ』
自己啓発本という括りだけでなく、これまで読んできた本の中で僕が一番好きな本です。
読みやすさがハンパないうえに、役立つ考え方の宝庫なので、最初の一冊に選びました。

堀江貴文『ゼロ』
僕はこの本の影響でヒッチハイクの旅に出ました。笑
それくらい、人を行動に移させるパワーのある本です。
堀江さんの本はめちゃくちゃありますが、最初に読む1冊としてめちゃくちゃおすすめしたい本です。

ひすいこたろう『世界一ふざけた夢の叶え方』
「何かにチャレンジしたいけど、失敗したら恥ずかしい…」「他人の目が気になる…」そんな不安を飛ばして、挑戦する人の背中を押してくれる本です。
- ひすいこたろうさん
- 菅野 一勢さん
- 柳田 厚志さん
三名の共著で、それぞれの色がでていて面白い&タメになる本です。

岸見一郎・古賀史健『嫌われる勇気』
フロイト・ユングと並んで有名な心理学者アルフレッド・アドラーのエッセンスがわかりやすく詰め込まれたベストセラー本。
ぶっちゃけ書いてあることは、綺麗事だと感じましたが、人と人とが支え合って生きているこの世界で大切なことがたくさん詰まっています。
僕はこの本を読んで、生きるのがラクになりました。生きづらさを感じている人に是非読んでほしい1冊。

スティーブン・コヴィー『7つの習慣』
「自己啓発といえばコレ」と言った本です。成功哲学と言い換えてもいいかもしれません。
難しくて分厚い本が読める人であれば、この本が一番おすすめです。
ただ、原著は560ページもあるうえに、書いてあることがやや難しいため、万人におすすめすることが難しい本です。
僕は、マンガ版を読んで概要を掴みました。マンガ版で内容が削られていてもとても勉強になります。
DJ社長『好きなことで、生きていく』
最後に動画の紹介です。僕が本記事で伝えたいことはこの動画でDJ社長が話してくれています。
40分フルで見て欲しいですが(いや、おれがオススメするまでもなく再生されてるケド)、特に31分以降まじで「自分も行動しよう」という気にさせてくれます。
DJ社長に比べたら、自分の挑戦や悩みなんてちっぽけだと気づかせてくれます。
ゆうすけ
以上、紹介した本はどれも良い本です。
ゆうすけ