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フリーランスって最高に幸福な職業形態じゃない?鈴木祐『科学的な適職-最高の職業の選び方-』

フリーランスって最高に幸福な職業形態じゃない?鈴木祐『科学的な適職-最高の職業の選び方-』

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ゆうすけ

どうも、フリーランス2年生、ゆうすけです

今回は、鈴木祐さんが書かれた『4021の研究データが導き出す 科学的な適職 最高の職業の選び方』という本を読みましたので、

本書の簡単な紹介と、この本を読んで感じたこと「フリーランスって最高じゃね?」という事を話そうと思います!笑

本書概要

  • 著者:鈴木祐さん
  • 出版社:クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
  • 288ページ

 

『科学的な適職』紹介

著者の鈴木祐さんはサイエンスライターという肩書きで、10万本の科学論文の読破と600人を超える海外の学者や専門医へのインタビューをしてきたそうです。

本書のタイトルにもある通り、この本は著者の主観がメインで書かれているのではなく、あらゆる参考文献を引用して書かれています。

ゆうすけ

自己啓発本の多くは、著者の成功体験から得られる知見だったりするので、それが読者の為になるとは必ずしも言えないと思うんですよね

その点、本書は科学的に裏付けられたデータをもとに最高の職業の選び方が紹介されています。

ゆうすけ

メンタリストDaiGoさんがイメージに近いかなと思います

フリーランスが幸福な理由

僕はこの本を読んで

「フリーランス最高じゃん」

と、思いました。

僕の場合、厳密に言えば「良い面と悪い面が両極端」ということですが、一般的に幸福度を高める働き方だと感じました。

仕事の幸福度を決める7つの徳目

コチラの本では“仕事の幸福度を決める7つの徳目”ということが紹介されています。

それがコチラ。

  1. 自由:その仕事に裁量権はあるか?
  2. 達成:前に進んでいる感覚は得られるか?
  3. 焦点:自分のモチベーションタイプに合っているか?
  4. 明確:なすべきことやビジョン、評価軸はハッキリしているか?
  5. 多様:作業の内容にバリエーションはあるか?
  6. 仲間:組織内に助けてくれる友人はいるか?
  7. 貢献:どれだけ世の中の役に立つか?

これらを満たしていれば、幸福度が高くなる働き方だということです。

詳細は、本書を読んでもらうとして、一つ目の徳目「自由」について少し解説します。

「自由」は幸福を決める根本的な要素

数ある研究のなかでも、「自由」ほど仕事の幸せを左右する要素はありません。

105P

たとえば1380人の労働者を集めた台湾の研究では(中略)職場の自由度が高くなるほど被験者の仕事への満足度は上がって離職率は下がり、ストレスが大きな作業をしているあいだもネガティブな感情にハマりにくい傾向があったのです。

105P

想像に難くないように、「自由:仕事を自分の裁量で決められる」というのは幸せなことなんですね。そして、こんなことも書かれています。

いずれにせよ、「自由」とは「あったらいいな」レベルの問題ではなく、仕事の幸福を決める根本的な要素です。

108P

話の文脈からもうわかると思いますが、仕事の裁量権がある、自分で仕事を決めるって…

フリーランスの働き方そのものじゃないですか!

(もう名前にフリーって入っちゃってる!笑)

  • やりたい仕事ができるか?
  • 労働時間や仕事のペースは?
  • 誰と仕事をするか?

会社員の方でこれらを自分で決められることって、まぁないですよね。

ゆうすけ

幸福を決める根本要素が、根こそぎ持っていかれるわけです
注意

「フリーランス最高じゃん!」というのは本に書かれていることではなく、本書を読んだ僕の感想です。

フリーランスのデメリット

と、まぁここまでフリーランスっていいよね、という話をしましたが、もちろんいいことばかりではないです。

僕は今フリーランス2年目に入りました。

ゆうすけ

で、1年目はもちろん良いこともありましたが、大変なことは山ほどありました

コチラの本では“最悪の職場に共通する8つの悪”も紹介されています。

それがコチラ。

  1. ワークライフバランスの崩壊
  2. 雇用が不安定
  3. 長時間労働
  4. シフトワーク
  5. 仕事のコントロール権がない
  6. ソーシャルサポートがない
  7. 組織内に不公平が多い
  8. 長時間通勤

僕がフリーランス1年目、なんなら今でも頭を悩ませていることが2番目の「雇用が不安定」というところ。

ゆうすけ

特に始めは毎月毎月、「来月は仕事ないかも…」と怯えていました

雇用が不安定な場合はストレスがどんどんたまっていくというデータがあるということも本書には書かれています。

NOTE

ストレスは喫煙よりも体に悪いとか…

なので、自由な働き方が本当に幸福度を高めてくれるのは…

専門的な知識がある

高度なスキルがある

雇用が安定する人

という、振り返ってみると当たり前の話に落ち着くということです。

だから高度なスキルがない僕にとっては、

フリーランス

  • 自由←幸福度を高める
  • 雇用が不安定←ストレス

それぞれ両極端だということです。それら含めて、僕はフリーランスという働き方が気に入ってるので、2年目を迎えました。

まとめ

本書は、

  1. 仕事選びで陥りがちなミス
  2. 仕事の幸福度を決める7つの徳目
  3. 最悪の職場に共通する8つの悪
  4. 人間の脳に巣食う「バグ」
  5. 仕事の満足度を高める7つの計画

の5章立てで、仕事選びに関するヒントが総合的に書かれています。

ゆうすけ

この本、読む人によって感想が異なると思いました

僕が幸福度を決める「自由」という要素に反応したのと同じように、自分が置かれている環境(仕事内容、人間関係、役職などなど)によって自分に強く関係していることが異なるからです。

ある程度、社会人経験がないと「向いてる仕事・向いてない仕事」がわからないと思うので、既に社会人を経験した「転職を考えてる人におすすめ」かなと思いました。

今は学生のうちからお金を稼ぐことが珍しくなくなっているので、そんな学生さんにもおすすめしたい本です。