特に、20~30代の男性に向けて、恋愛(男女の人間関係)に役立つおすすめ本を3冊ご紹介します。
ゆうすけ
目次
藤沢数希『僕は愛を証明しようと思う。』
映像化もされている鉄板本。
「自分って何でモテないんだ・・・」と悩んでいる男性にこそ読んで欲しい本です。
この本は小説でざっくり内容を紹介するとこんな感じ。
非モテな主人公の男(27)が、モテモテな先輩に「恋愛工学」とやらを教えてもらい、非モテを卒業し、いろんな女性と関係を持ちまくる。
要は、「非モテとはどんな状態か?」→「非モテを卒業するにはどうすればいいのか?」を教えてくれる本ということです。
ゆうすけ
当時の僕は大好きだった彼女に振られたばかりで凹みまくってたのですが、この本を読んで「好きになる女性が世界に一人だけなわけないから、もっと前向きになろう」とポジティブな気持ちになったのを覚えています。
「女なんて星の数ほどいるんだし」ってよく言われるセリフですが、ホントにそうだなと思いました笑。それは、別に悪い意味じゃなくて。
自分と合う人が世の中に一人だけだったら、世の中ほとんどの人が結婚できずに人生終えてしまいます。笑
ポジティブな気持ちになれた反面、「これ、女の人が読んだらどんな気持ちになるんだろう?」とも思いました。
ゆうすけ
本ではナンパとか普通にやってますが、ナンパって迷惑な行為とかセクハラ行為にもなり得えますからね。これ読んだ女友達は普通に「面白かった!」って言ってましたけど。笑
なので、本の内容をそのまま実践するというよりは、「この本を通じて女性との付き合い方を変える」というのが、この本の正しい読み方なんじゃないかなと思います。
実際、僕はあまり身構えずに女性と付き合えるようになりましたし。
女性は、体目的で寄ってくる男の本性を見抜く意味で勉強になると思います(何を言うとるんやおれは)。
本書に書かれている「モテ」の重要な部分をかいつまんで書評記事も書いてるので、興味ある方はこちらもぜひ。

五百田達成『察しない男 説明しない女』
こちらもベストセラー本です。
男の人の心理と、女の人の心理って、生物学的に性質が異なるんですよね。まぁ当然、僕は女性に転身したことがないので、異性の心理を理解することなんてできないのですが…。
でも、本でなら学ぶことができます。
ちなみに僕は男なので、男から見て女性に対してこんな感情を抱いた体験ってありませんか?
ゆうすけ
ゆうすけ
ゆうすけ
もちろん、男女関係のない性格的な側面もありますが、男から見て女性の「理解できないこと」「気づけない点」ってありますよね。
本書はそういった、男女の違いについて比較する形で書かれています。
なので先に紹介した『僕は愛を証明しようと思う。』のように男寄りの本ではなく、男性が読んでも、女性が読んでも異性の理解に役立つ本だと思います。
別に完璧に理解しなくても、「うーん、たしかに、男と女の心理ってこうも違うんだな…」とわかるだけでも、パートナーに寛容になれると思います。
ゆうすけ
Amazonの説明欄で自分が「ド男」「男」「女」「ド女」の中でどのタイプか診断できるので、ちょろっと見てみるだけでも面白いと思います。
こういった男女の心理の違いの本って、他にもたくさんあるので(それだけ正解の見えない問いということでしょう…)、本書以外にも探してみると面白そうな本が見つかるかと思います!
斎藤孝『図解 論語』
最後はなんと『論語』です。
恋愛と言えど、根本は人と人との間に起こる人間関係です。論語って言ってしまえば、「人として正しく生きる道徳」を教えてくれる本なので、恋愛に限らず大切な本です。
『僕は愛を証明しようと思う。』などのナンパ術的な、お持ち帰り的な話って、男ウケがいいんですよね。まぁ、僕も男ですし、そういった需要をディスるわけではありませんが、それらが根本的な「モテ」なのか?と言われると疑問なわけです。
ゆうすけ
「ヤリ捨てポイ」のストーリーって、男の本能的には嬉しいことですが、僕ら人間には道徳的な理性が備わっているわけで・・・。
女性の気持ちを知るうえで、上2冊ももちろんおすすめの本ですが、一番嬉しいのは男女にモテる人間になることでしょう!!
という時に、論語は超役に立ちます。解説本であれば読むのも超簡単ですし。
論語論語と言ってますが、そもそもなんやねんという人のために…
『論語』は、古代中国の思想家、孔子の教えを弟子たちが書き留めたものです。紀元前5世紀頃に記されて、現代でもなお広く語りつがれています。
やばくないですか?
紀元前!5世紀!今から約2500年も前に!!中国で!!!一人のおっちゃんの思想が今でも語り継がれてるんです。
僕、「本質的」とかいう言葉、軽々しく使うの嫌いですが、これはもう、道徳の本質を表してるでしょ論語。
ゆうすけ
例えば一番有名なので言うと
己の欲せざる所は人に施すことなかれ
学校で習いましたよね。意味は、「自分が望まないことは、人にもしないように」ということです。
とまぁ、こんな感じに「生きる上でこういう考え方大事よね」ということがつらつらと書かれてます。
2024年から、一万円札の肖像画となる渋沢栄一は、論語の愛読者であり、道徳と経済の調和が大事だとして『論語と算盤』という本も出しているほどです。

ちょっと、「恋愛」とか「モテ」から遠ざかってしまいましたが、急がば回れ、遠回りこそが一番の近道だったりします。
ゆうすけ

まとめ
※リンク先はAmazon
一時期モテたくてしょうがなかったときに、本読んで(勉強)、合コン行って(実行)を繰り返してました笑。真面目なんだか不真面目なんだか。笑
そんなときに参考になった本を紹介しました。これらの本って別に、「相手の心理を読んで落とす!」みたいな話ではなく、人のことを知るってだけですからね。
人間関係は生きてれば、切っても切り離せない問題でもあるので、読んでおいて損はないかな、と思います!!