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ゆうすけ
10月に読んだ本の中で特に良かった3冊について振り返ろうと思います!
10月に読んだ本一覧
- エンリケ・バリオス『アミ小さな宇宙人』
- 筒井康隆『旅のラゴス』
- 野矢茂樹『入門!論理学』
- 太宰治『人間失格』
- 飲茶『史上最強の哲学入門』
- ショーペンハウアー『読書について』
- 夏目漱石『こころ』
それぞれの書評記事&動画一覧はコチラ
1.飲茶『史上最強の哲学入門』
ゆうすけ
- 哲学者の見方・考え方が楽しく学べる
- 哲学を通して歴史・経済も勉強できる
何より「哲学ってこんな面白いんだなー」「哲学者ってかっこいいなー」と、これまで全く知らなかった分野に興味が持てたことが大きかったです。
哲学者の考え方が「なるほど」と腑に落ちる瞬間が気持ちよかったので、考えることが好きという人には、ぜひ読んでみてほしいなと思う1冊です。
ちなみにこの本は、西洋の哲学が書かれていて、同じ著者の方の東洋の哲学版の本も出ているので、11月はそっちを読もうかなと思います!
2.ショーペンハウアー『読書について』
ショーペンハウアーは、1788年から1860年に生きたドイツの哲学者です。
本書はタイトルにある通り「読書について」「読書への向き合い方」について
- 読書とは何か?
- 何を読むべきか?
- どう書くべきか?
の視点で書かれています。
ゆうすけ
「こういう考え方はダメ」「こういう読み方はダメ」と、読書のデメリット・危険性について述べています。
ゆうすけ
本とか読書って「月に何冊読んでいるか?」という指標で、その人の読書への向き合う度合いが計られる気がします。
しかし、それだけではなく「何を・どう読むのか?」ということも大切であるということを思わせてくれました。
「おれ、めっちゃ読書してて物知りだぜ」と思っている方で、この本を読んでいない人には、ぜひ、読んでみてください。
とても短くてサクッと読み易いので、一度読んで見ることをおすすめします!
3.筒井康隆『旅のラゴス』
ラゴスという男が、超能力者がいる世界を、旅し続ける物語です。
あの「時をかける少女」の原作を書かれた有名なSF作家さんです。
さっき、読書への向き合い方「何を・どう読むか?」考えていると書きました。
僕がこれから純文学を読んでいこうと思わせてくれたきっかけになったのがコチラの本です。
その理由は、もちろん小説の話自体が面白かったということや、小説を通して人生を考えさせてくれる、という意味合いもあります。
そして、他にもこれから純文学を読もうと思った理由はあります。それは、以下の2つです。
- 話題のビジネス書や大衆文学では使われないような難しい言葉が使われている
- この新潮文庫版『旅のラゴス』に書かれている村上陽一郎さんの解説が凄くわかりやすかった
僕は普段、話題の著書ばかり手を出していましたが、それらと『旅のラゴス』の違いのひとつは言葉、もっというと単語の違いでした。
ゆうすけ
ざっくり、これから難解な本を毛嫌いせず読んでいきたいので、文学を通して語彙力を高めていけたらいいなー、という感じです。
そして、驚いたのが巻末に書かれている解説文でした。
僕が小説で見落としていた
- 気づきのポイント
- この物語の見どころ
が僕にとって難しい単語がいくつか登場するのにも、関わらずわかりやすく解説されていました。
ゆうすけ
ネットで『旅のラゴス』の感想・レビューを見てみると「おれも、こんな感想が出てくるくらいの教養があったらなぁ」と羨ましくなりました…。
ゆうすけ
まとめ
今回は10月に読んだ本の振り返りをしました!
※リンク先はAmazon
今月も面白い本に出会うことができました…。
ゆうすけ

kindleはたまに変態的に破格のセールをやってます!笑

「読書・活字が苦手!」という人はAmazon audibleで本を聴くのがおすすめです!