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ゆうすけ
今回はめちゃくちゃ有名なイソップ寓話のひとつ『ウサギとカメ』から得られる3つの教訓について話そうと思います。
『ウサギとカメ』あらすじ
『ウサギとカメ』の話をざっくりおさらいすると…
ウサギとカメがある地点まで競争して、
ウサギは足が速いので、余裕で勝てると思って油断して居眠りしてしまい、
カメはウサギが寝ている間に着実にゆっくりと歩みを進めてゴールし競争に勝つ、といった感じのアレです。
『ウサギとカメ』から得られる3つの教訓
教訓1:油断大敵!
この寓話を通して、
- ウサギのように才能があっても油断すると足元をすくわれる
- カメのように才能がなくても地道に努力をすることで日の目を浴びることができる
といった教訓が得られますよね。
Wikipediaの情報によるとこの物語は
明治時代の初等科の国語の教科書には「油断大敵」というタイトルで掲載されていた
そうです。
ゆうすけ
教訓2:努力する場所を考えよう
この話から得られる教訓は「努力する場所を考えよう」ということです。
陸で戦う場合、カメはウサギにかつには大変な努力をしなければいけません。
ゆうすけ
もうカメの圧勝ですよね。
努力って「どれだけ頑張るか」という努力の量が最も大切だとは思うのですが、「どこでがんばるか」という場所も大切なわけです。
以前、中野信子さんが書かれた『努力したら負け。努力不要論』について解説しました。
コチラの本では「頑張れば報われる」「苦行に耐えることが努力」などの『努力』についての間違った捉え方を指摘しています。
特に、日本人は自分を痛めつけることが好きな傾向にあり、苦行に耐えることを美徳として間違った努力をしてしまいがちです。
ゆうすけ
もちろん、何か目標に向かって努力することで得られることもたくさんあるので、それをすべて否定するわけではないです。ただ「カメにはカメなりの戦い方があるよね」という話です。
人にはそれぞれ生まれ持っている才能があります。
コチラのエリック・バーカーさんが書かれた『残酷すぎる成功法則』という本も動画で紹介しました。
この本では成功するために「自分の強みを知り、自分に合った環境を選ぶ」ことが大切だと書かれています。
言葉だけ聞くと当たり前のことですが、カメのようにウサギの挑発に乗って自分に合った環境を選ばないことがあるわけです。
「自分が努力していることは、本当に自分に向いていることか?」この寓話は、それを考えさせてくれる物語だと思います。
教訓3:目標を明確にしよう
ゆうすけ
それは油断したからですが、さらになぜ油断したか?というとカメに勝っていたからですよね。目標であるゴールを達成する前に手を抜いたわけです。
競争というのは他人と比べることではありますが、「自分の目標」と「他人の状況」は切り離して考えるべきです。
これは例えば…
「難関大学に合格するぞ!」という目標を持っている人が、同じ大学を目指す友達より成績がいいからといって、勉強を怠ける理由にはなりませんよね、ということ。
自分が大学に合格できるかどうかは、友達の成績とはほとんど関係がないからです。ウサギは自分より足の遅いカメを見るのではなく、ゴールをみるべきだったんですよね。
あなたの目標はなんですか?
ゆうすけ
よく「流れ星が消えるまでに叶えたいことを3回言うと、願いが叶う」って言いますよね。
もちろんこれは、そう言い伝えられているとういだけですが、全くの迷信かというとそうではなくて…
流れ星という、いつ何時現れるかわからないタイミングでさえ、願い事がパッと思い浮かぶということは、それだけ自分の中に強く目標を思い描けているという証拠なんです。
ナポレオン・ヒルの『思考は現実化する』という成功哲学に関して一番有名な本があります。
この本では、願望とか目標をはっきりと明確化して、それを毎日読み上げろという教えが書かれていたりします。
なんとなーくお金持ちになりたいとか、なんとなーくモテたいとか、そんななんとなーくの夢ってそもそもゴールがはっきりしてないから、叶いずらいに決まっていますよね。
ゆうすけ
まとめ
ということで僕なりに『ウサギとカメ』の寓話を通して得られる教訓3つをまとめます。
- 油断大敵!
- 努力する場所を選ぼう!
- 目標を明確にしよう!
一行で説明できてしまうような、とても短い物語にこれだけの教訓が詰まっていると考えると、さすが昔から読み継がれているだけあるなと、すごいなと思います。マジで考えた人天才でしょ。
寓話というのは物語を通して、こういった人生の教訓を教えてくれますよね。
「そんな見方があったのね!」と思って頂けたら幸いです。
「そんな当たり前なこと言ってんじゃねーよ!」と思った方はすみません!