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書評ブロガーが教える読書感想文の書き方|楽しんで自由に書くだけでOK!

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読書感想文はおもしろい!

ゆうすけ

どうも、書評をメインにブログを書いている、ゆうすけです

今回は書評記事を書きまくっている僕が「読書感想文の書き方」についてお話しようと思います!

読書感想文って難しい..!!

まず前提として話しておきたいのが「本をまるまる1冊読んで、感想を何千字と書くってめちゃくちゃ難しい作業である」ということです。

僕は今でこそ原稿用紙4枚分くらいの文字数なら小一時間くらいで書くことができます。

ゆうすけ

しかし、小学生の時は夏休み最終日に泣きながらお母さんと一緒に書いていたのは苦い思い出です…。

僕のように読書感想文に対して苦手意識がある方結構多いと思います。

中には読書が好きで「感想文なんて楽しく書けるわ♪」みたいな子もいますが、それはその子が生まれながらにして得意なだけで、一般的ではないのかなと思います。

ゆうすけ

読書感想文は「本を読むのも大変」だし「感想を書くのも大変」だから難しいに決まっているんです

読書が大変

まず、「1冊本を読むことが大変」だということについて。

読書の難易度は、僕のように小さな頃にスマホが「なかった時代」と「あった時代」で大きく分けられます。

シンプルに言うと、時代が進むにつれて人々は長文を読む機会が減っているんですね。

自分自身に当てはめて考えてみるとよくわかります。

ゆうすけ

例えば、あなたがよく使うアプリ・SNSに長文を端から端まで読まないといけないサービスってないです..よね??

普段長文に接する機会がないのに、本って普通に何万文字という文量があるものなんです。

「読書離れ」については、コチラの記事or動画で詳しく解説しています。

書くことが大変

次に、本題の「自分の言葉で感想を書くことが大変」という点です。

読書感想文は本のあらすじを書くのではなく、読んだ人独自の感想・気づき・学びを書くものです。

この感想・気づき・学びを書くために必要な能力は2つあります。

読書感想文を書くのに必要なもの

  • 語彙力
  • 経験値

語彙力については、本の著者の言葉ではなく、自分の言葉で表現しないといけないので、自分が蓄えている語彙の多さが必要になることが言うまでもありません。

ゆうすけ

これは物事を表現する力といってもいいかもしれません

そして経験値については、読書感想文を書くときに、本の内容と自分が経験してきたことを絡めると非常に効果的であるため、自身の経験の多さが書きやすくさせるということです。

  • 「読んでいて面白かった」
  • 「情景描写が見事だった」
  • 「最後は感動した」

例えば、こうやって感想を述べるだけだと本の実況中継のような文章になってしまいます。

自分の経験を絡めるというのは例えば「主人公は〇〇の場面でこんな行動をとったが、自分だったら違う行動をとっただろう。それは自分も過去に同じような経験をして~」ということです。

自分の経験をねじ込むことで、その人だけのオリジナルな文章に早変わりするし、説得力も増します。

感想文は年を重ねると上手くなる

ここまで説明した感想文を書くための「語彙力」と「経験値」。

ゆうすけ

どちらも歳を重ねることによって身に付く能力ですよね

これら二つの能力がまだ乏しい、小さな子供にやらせているんです!

「よくこんな難しいことを子供にやらせているなー」と今になって思います。

読書感想文は下手でいい

ただ重要なのは、ここまでの話は「上手な」読書感想文を書くのは大変だということです。

読書感想文は幸いなことに点数がつけられる課題ではないので下手でもいい。むしろ、下手で当たり前。これだけ偉そうに喋っている僕も下手です。あなたの読書感想文を読む、先生だってたぶん下手ですよ(失礼)。

ゆうすけ

だから僕がこの記事を通して一番伝えたいことは「読書感想文を楽しもうぜ」ってことです

これは過去の自分に口を酸っぱくして伝えたいことなんですけど、「上手な感想文を書こうとするのではなくて、楽しんで自由に書いて欲しい」です。

感想文の型とか、先生からの評価とか…そんなもの気にせずに、ただただ本を読んで感じたことを書くだけでも、めちゃくちゃ勉強になっておもしろいものです。

例えば「主人公のこのシーンのセリフめっちゃかっこよかった。マジ痺れた。」とか、「この脇役の裏切り方ないわ。おれが主人公だったら縁を切るレベル。」とか。笑

なんなら、「この本に書いてあることの意味がわかりませんでした。それは・・・」みたいに違う角度から本について書いてみるのも面白いと思います。

言語化はそれだけで勉強になる

書く内容というのは何か高尚な学びでなくても、自分の言葉であれば何でもいいんです。

というのは、自分の感情というアナログなものを、文字というデジタルなものに変換する、この「言語化」という作業が既に勉強になっているからです。

こちらの『知の整理術』という本にはこんなことが書かれています。

「何かを考える際はアナログをデジタルに変換する(=言語化する)」ということが役に立つ。

簡単に説明すると「なんかよくわからないけど、今日は調子が悪くてだめかもしれない」と思っていると、どうしようもなくて途方にくれるけど「あ、これは<風邪>を引いているんだ」とわかると薬を飲んだり休息をとったりするという対策ができる。

「何が問題か言葉にできたら、もう半分は解決したようなものだ」(一部中略)

それくらい言語化するというのは重要なことなんです。

ゆうすけ

だからもう、読書感想文を埋めただけで満点あげます!!

ひとつ言うと、一番やってほしくないなと思うのは、本の内容だけで文字数を稼ぐことです…。

それをやるくらいだったら、下手でもいいから自分の感想を書きましょう!

まとめ

今回は「読書感想文の書き方」についてお話しました!内容をざっくりまとめます。

  • 読書感想文って超ムズい
  • 下手でも自分の言葉で書くとそれだけで超勉強になる

ゆうすけ

って感じです。笑

今だから言えることですが、先生でも親でも、読んでくれる人がいるというだけで、読書感想文の宿題がある人が羨ましいです..。

見てくれる人がいなくても、僕は勉強になるから書評記事を書くのである..。

ゆうすけ

みなさん頑張ってくださーい!