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なぜみんな歴史的名著から学ぼうとしないの?超面白いのに…

なぜみんな歴史的名著から学ぼうとしないの?超面白いのに...

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ゆうすけ

どうも、名著が好きな、ゆうすけです

今回は、「歴史的名著から学べるものってたくさんあるよね、しかもそれ超面白いよ。」というお話をしたいと思います。

注意

「読書離れは、かけしからん!みんな本を読むべき!」という主張ではなく僕の趣味をただただ共有しようという意図の記事です。

歴史的名著を読まないのはもったいない

良し悪しの話ではなく、名著を読まないのはもったいないな、と思います。

ゆうすけ

すごく面白いものなのに、みんな読まなすぎる気がするんですよね…

本で勉強することが僕は最近、すごく楽しいんですよね。

日本史を学ぶ意味

日本史から、

  • 日本の成り立ち
  • この国独自の素晴らしさ

を知ることができますよね。先人たちは、どんな国難に遭って、それをどう乗り越えてきたのか。

そして、その国の歴史の上に成り立つ国に生まれたことを誇りに思える。

ぶっちゃけ、日本史はおろか、世界史すら詳しくないので偉そうに語れませんが、日本の歴史って海外に自慢できるドラマチックなストーリーだと思うんですよね。

僕は、百田尚樹さんの日本史の通史『日本国紀』を読んで、「この国に生まれたオレって幸せだな」と感じました。

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「日本はオワコンだから、海外に移住しようぜ!」という主張があるとは思うんだけど、日本史を勉強しても、同じことが言えるの?と、思います。

小説を通した物の見方

  • 太宰治
  • 夏目漱石
  • 芥川龍之介

などなど、日本を代表する文豪は、この国のこと・人間心理などをどう見ていたのか?

それは、彼らが紡ぐ小説に色濃く反映されているのだと感じました。

そして、それをどうやって小説で表現していたのか。

ゆうすけ

ただシンプルに物語を楽しむだけではない、楽しみ方があります

海外の文化を知る

海外の哲学者・小説家は、世界をどのように見ていたのか?

ギリシャの哲学者は、どうやって考えをロジカルに巡らせて、歴史を繋いで今の哲学を生み出したのか?

日本の仏教について勉強するもの楽しいですが、「思考」を学ぶうえで、西洋哲学は面白くておすすめです。

ゆうすけ

僕が哲学に興味を持ったきっかけとなった一冊を紹介します↓
哲学の面白さに気づかせてくれた最高の本を紹介する|飲茶『史上最強の哲学入門』 哲学の面白さに気づかせてくれた最高のおすすめ本を紹介する|飲茶『史上最強の哲学入門』

最新の本や情報商材との違い

話題の最新本とか、情報商材など流行っていますよね。これらも物凄く価値のあるものです。

ゆうすけ

だって、歴史的名著に「ネットで稼ぐ方法!」とかないですからね。笑

ただ、

「話題の最新本」や「情報商材」ばかりが読まれている気がするんです。

だって、時間や国境を超えて読み継がれる名著が、お墨付きの良い商品だということは自明なのに、そちらがフォーカスされないのは、なんでなんだろう、とシンプルに疑問に思います。

僕が歴史的名著を読むきっかけ

歴史的名著と呼ばれる本がなぜ、読まれないのか?それは、読みづらさにあると思っています。

ただ、それでも読むんです。それはなぜか?

僕が歴史的名著を読もうと思ったのは、ショーペンハウアーの『読書について』という本がきっかけです。

本書の言葉を一部引用します。

学問はたえず進歩しており、最新の本には過去の知見が反映されているという誤った前提のもとに、最新刊にそそくさと手を出すのはひかえるべきだ。

先人のすばらしい本が、悪しき新刊書に駆逐されることがよくある。

p37

まさに、読みやすい最新刊ばかりに大衆の目が向くことで、歴史的名著が駆逐されている現代の読書の向き合い方を言い当てています。

悪書は知性を毒し、精神をそこなう。

良書を読むための条件は、悪書を読まないことだ。

なにしろ人生は短く、時間とエネルギーには限りがあるのだから。

p146

読書はデメリットにもなりうるよね、という話をこちらの記事で詳しく書いたので、気になる方はぜひどうぞ。

読書のデメリットにも目を向けよう|ショーペンハウアー『読書について』 読書のデメリットにも目を向けよう|ショーペンハウアー『読書について』

理解できなくても学びがある

「読みづらい」というのはネックですよね。

ゆうすけ

実際、僕も読んでいて「なぜこれが名著と呼ばれているんだ?」と疑問に思うことばかりです

例えば・・・

川端康成『雪国』を読んだときが、まさにそうでした。

もう、話の内容が思い出せないくらい、話が頭に入ってこなかったんですね。

でも、川端康成は日本人初のノーベル文学賞を受賞した偉大な作家さんです。

で、「名著たる由縁」が気になって調べてみたら、川端康成の作品の魅力は、その文学的表現方法にあったみたいなんです。

国境の長いトンネルを抜けると雪国であった

この書き出しは、あまりにも有名ですよね。そして次には

夜の底が白くなった。

と書かれています。「夜の底ってどこ?」「しかもそれ色ついてんの?」と、読者の想像を掻き立てる表現です。

こんな風に、作品を見つめ直してみると、新しい発見があるんですよね。

ゆうすけ

なるほど…文字による表現の豊かさが、この作品を名著たらしめる理由なのか…

などなど、いろんな角度から学べるものがあります。

何の役に立つの?

「歴史的名著はいろんな学びがあるよ!」と主張してきましたが、これが何かの役に立つかと問われたら、それはよくわかりません

おいおい、読みづらい名著を頑張って読んでも良いことないのかよ

と、思われるかもしれませんが、勉強なんて所詮そんなもんです。学校で習う勉強のすべてが役に立つわけではないですよね。

抽象的ではありますが、僕なりに歴史的名著を読むことのメリットを挙げると…

  • 思考に深みを与えてくれる
  • 世の中の見方・捉え方を変えてくれる

とまぁ、こんな感じ。ぶっちゃけよくわからないですよね…。

僕が、難しくて理解ができなくても歴史的名著を読むのは「面白い」「楽しい」でしかありません。

それは「友達とゲームをする」とか「恋人と一緒にいる」とか、そういった楽しみとはまた違う、知的好奇心をくすぐる遊びです。

こればっかりは、僕が力説したところで体感できるものでもないので、ぜひ自分の目で見て、読んでみてください!

ゆうすけ

なんか、「若者よ、本を読め!」みたいなオジサンくさい主張のようになってしまいましたが、僕の趣味について語らせていただきました