ゆうすけ
会社にいることを無駄に感じてしまい、「困難でも何でも乗り越えてやるわい!」と勢いよく、フリーランスとして活動を始めてから一年が経ちました。現在の僕の月収益は大体30万円ほどです(波があるのでなんとも言えませんが…一応食ってはいけてます)。
そんな僕が感じた、スキルなしでフリーランス独立したメリット・デメリットを3つずつ紹介します。
結論、デメリットも大きかったですが、メリットも大きかったので、フリーランスになってよかったです。笑
目次
スキルなしでフリーランス独立したメリット
僕はフリーランス推進派なので、テンション上げるためにまずはメリットから紹介します!笑
爆速で成長できる
まず、何よりこれです。稼げるようになるには、「どうすればいいんだ…」と考えるようになります、本気で。
この「本気」で考えるというのが超大事。精神論になっちゃいますが、リアルにそうなんです!笑
ゆうすけ
毎月の固定収入があると、それはもちろん安心に繋がりますが、だからこそ本気で副収入を得ようと考えなくなります。実際僕は、サラリーマン時代に副業を始めていましたが、月の副収入は数千円程度でした。
じゃあ、月数千円で食べていけるかと言ったら、到底無理な話ですよね。じゃあこの月数千円の副収入があるというのはどのくらいのレベルかと言うと、こんなデータがあります。

副業の月収入
副業による月収入では、「10,000円未満」が49.1%とおよそ半数を占めています。次いで「10,000円以上∼30,000円未満」29.1%と続き、およそ8割の副業者が月3万円未満の副収入であることが明らかとなりました。
PR Times「【働き方改革・実態調査】副業している1000人に聞いた収入事情と満足度」より
月1万円以上の副収入があるというのは、上位50%に入るレベルということです。さらに3万円を超えると上位20%に入れます。副業を始めているという、いわゆる意識の高い人たちの中で上位20%というと、かなり優秀な気がしますが、月3万円だけじゃ生活できないですよね。
上位20%の人間でも生活費すらままならないことを考えると、スキルなしでフリーランスになるってかなり大変なことがわかると思います。
ゆうすけ
だから頑張るしかないんです。
だって頑張らないと、死にますもん。
僕はまだまだ生きたかったので、3ヵ月目にしてようやく最低限の生活費が稼げるようになりました。そのときの収支の内訳はこちらの記事でまとめていますので、参考にしてみてください。

人間って、不安定な状態が嫌いなんです。そこから脱出しないと気が済まないようになっているので、僕は自ら「稼がないと死ぬ」という究極に不安定な状態を作りました。
ゆうすけ
サラリーマンの傍ら、のんびり副業をしていた、あの時に比べたら(稼ぐことにおいては)段違いに成長できましたね。
言ってしまえば「背水の陣」戦法。最強です。
お給料は青天井
僕の2020年1月の収益は25万円程度。2020年2月の収益は100万円程度でした。
「なんでそんなことなるの!?」と思われたかもしれませんが、フリーランスで活動しているとこんなことが起こり得ます。
ゆうすけ
2月の収益が跳ねたのはBrainという知識共有プラットフォームで『サムネイル制作と稼ぎ方の教科書』という教材を販売した月だからです。
詳しくはこちらの記事を参照ください

サラリーマンの場合、ひと月どれだけ頑張ったとしてもお給料って変わらないですよね。
フリーランスは自分で仕事を取ってきて、自分でさばいていく、すべて自己責任の職業形態なので、もちろん稼ぎも自分次第ということです。
通勤がいらない
ぶっちゃけ、フリーランスのメリットを挙げれば、まだまだ出てくるのですが、3つに絞るなら「通勤がいらない」ことが大きいです。だって、通い勤めてる場所がないですから。
通勤時間は人生で最も無駄な時間だと言われているほど、人生において排除したい時間です。
満員電車が好きな人はいないですよね…僕自身、サラリーマン時代は大阪の中心地にオフィスがあったので、毎朝満員電車に揺られながら通勤していましが、苦痛でしかなかったです…。
「今でしょ!」で有名な東進ハイスクール講師の林修先生も「高い家賃を払ってでも、会社の近くに住むべき」と強く主張されています。

林先生の初耳学 より
- 仕事:8時間
- 睡眠:7時間
- 食事、入浴、家事:3時間
仕事、睡眠、食事などの最低限必要な時間だけでも、18時間。1日で残り自由に使える時間はわずか6時間しかありません。
通勤に片道30分かかるとすると、往復で1時間。自由に使える大切な時間の1/6を移動に費やしてしまうわけです。
かたや、通勤なしで働いている人は、この1時間を自分の成長のために使えるわけです。あなたが移動しているその時間は、誰かが何か新しいことに挑戦している時間かもしれません。
1ヵ月、1年が経つと「もうそんな時間が経ったのかー」と感じた経験があると思いますが、僕らに与えられている時間は、想像以上に短いんです。
ゆうすけ
今は、インターネットが普及して、ネットビジネスができる良い時代です。
僕は、仕事はすべてPC・スマホがあれば完結するので、通勤どころかもっと言うと外出する必要すらありません。
朝起きて、脳がフレッシュな状態で作業をすることができるので、その点においても生産的ですよね。
スキルなしでフリーランス独立したデメリット
さて、メリットを挙げてきましたが、もちろん良いことばかりではありません。「フリーランスいいやん!おれもスキルないけど会社辞めたろ!」と、安易な発想にならないためにも、最後まで読んでネ!笑
稼げない
これ。一にも二にも、これ。
稼げません。
スキルなしでフリーランスになったので、当たり前ですよね。僕はクラウドソーシングを使って、自力で稼ぐことを始めました。
「仕事を発注したい人」と「仕事を受注したい人」をマッチングするサービス
クラウドソーシングは、要は一番最下流の下請け仕事です。つまり、低単価になりやすいんですね。
じゃあ、クラウドソーシングは稼げないなら、「自ら仕事を受注しよう!」という発想になりますが、「どこから仕事を受注すればいいんだ…」となるわけです。
で、結局みんなクラウドソーシングに流れていくから、価格競争が激しくなって、単価がどんどん下がっていくという仕組みです。
ゆうすけ
なので僕は…
- クラウドソーシングで実績を積む
- SNS・当ブログで直接仕事を貰う
という流れに持っていきました。なので僕は、「クラウドソーシングは稼げないから辞めとけ!」というスタンスではなく、自力で仕事が貰えるくらいには、下積みをする意味では、クラウドソーシングはおすすめです。
クラウドソーシングはいくつかサイトがありますが、僕が一番おすすめしたいのがココナラ です。
このあたりはコチラの「クラウドソーシング」カテゴリで詳しく記事にしているので、ぜひ参照ください。
精神的に病む
稼げないがゆえに、病みます()
これ意外と僕は、全く仕事がないときではなく、仕事がもらえだしてからが一番精神的にキツかったです。
仕事が全くないときって、もう悩む暇もなくやるしかないんですよね。ただ、仕事がちょくちょく貰えてくると「来月からはもういいです!」と言われる恐怖がつきまといました…。
ゆうすけ
僕の場合、当ブログで収益報告をしているものだから、一部の人から「稼げなくて可哀想なヤツ」というレッテルを貼られて、なんとしても稼ぎたい状況でした。
そんなときに、不安定な環境にいるものだから、不安で不安で仕方がなかったんですね。
今では貯金も少しづつできてきて、仮に「来月の収入ゼロ!」という状況に陥っても大丈夫な状況なので、病むことはありませんが、当時は貯金もぶっちゃけ危なかったので、貯金額と心の平穏って比例するんだなと思いました。苦笑
あんまり言いたくないですが、このときギャンブルに大金突っ込みました。今考えるとありえない額を賭けていましたが、当時は何か新しい刺激を求めていたんだと思います・・・。
孤独
病むことにも繋がりますが、フリーランスはけっこう孤独です。
ゆうすけ
僕は友達が少ないこともありますが、周りの友達でフリーランスとして働いている人、マジデ0人です。
- 今抱えている問題や悩み
- 仕事での喜び
- 将来の展望
などなど、フリーランスとして働いているからこその考えを共有する人がいないんです。
なので、Twitter上で同じような境遇に立っている人を見つけると、めちゃくちゃ安心します。と、言っても、やっぱりネットでの繋がりは希薄なものなので、やっぱ孤独です。
僕は一人が好きなので、そこそこ孤独を楽しめる方ですが、そうでない人はもっとキツイのかなと…。孤独に耐えられるかどうかは、フリーランス(少数派の働き方)としてやっていけるかどうかの、ひとつ分かれ目になるんじゃないかと思います。
フリーランスになるまでにやっておくべきこと
ここまで、スキルなしでフリーランスになったメリット・デメリットを紹介してきました。ここからは「過去の自分にこれだけは言っておきたい!」という点を2つだけ、残して終わりたいと思います。
月10万円、自力で稼げるようになっておけ
僕はスキルなしでフリーランス独立という、かなりリスキーな行動にでました。が、当たり前ですが本当は、サラリーマン時代に副業で稼げるようになってから、独立したかったです。
多くの人が「副収入が本業の収入を超えたあたりで、本業を辞めればいい」という主張をしていますが、あの言葉の意味を肌で実感しました。
ゆうすけ
先ほどのデータからわかるように、副業で月3万円稼げている人は、上位20%です。と考えると、月10万を稼ぐのは難しいです。
ですが僕が月10万と言っているのは、それが最低限の生活ができるギリギリのレベルだからです。
ゆうすけ
生活費が稼げると、貯金を切り崩す必要がなくなるので、とりあえずは安心できます。難しいですが月10万を目安に副業から始めてみることをおすすめします。
僕の中で、足りない分はアルバイトして補えばいいと思っていましたが、アルバイトするなら会社を辞めた意味がないので、極力やりませんでした。
貯金しておけ
また、お金です。笑
いや、当たり前ですが稼げないフリーランスの一番の悩みは「お金」ですからね…。
それは、逆に言うと、お金があれば大抵の悩みは吹き飛ばせるということでもあります。
が、ゆえの「貯金せよ」です。
僕は、冬のボーナスを貰ってから会社を辞めたので(クズ)、その時点で100万円くらいの貯金がありました。
最悪の最悪、半年くらい収入ゼロでも生きていける計算なので、「半年後にはなんとかなるやろ!」という思いで奮闘していました。
まじで、もう一度言いますが、貯金額と心の平穏は比例します(ドンッ
最後に
ここまで読んで頂けたら、わかると思いますが、問題の根源は「お金」です。もっと言うと「自分の力でお金を稼ぐ能力の有無」です。
税金がどうとか、保険がどうとか、、、たしかに大事です。超大事。脱税とかして「知りませんでした」という態度だとアカンですからね。
ただ、「税金は何のためにあるの?」というと、稼ぎに対して「何割かお国に納めてね♪」というものなので、まずは稼がないと納める税金すら発生しません。
税金の心配するなら、100円でも500円でもいいから目先の仕事に注力しようということです。
本記事はサンプル数1(=僕)の内容ですが、稼げないフリーランスが感じるメリットやデメリットを、かなり一般化して書いたつもりです。
「これからフリーで働きたい…」という人の何か参考になれば幸いです。