2020年4月28日時点で、4月の「書評記事によるブログ収益」が5000円を超えました。
書評はブログ初心者にとって、手をつけやすいジャンルの記事だと思います。
あくまでも僕の当ブログにおいてですが、
- どのくらいの記事数で?
- どういうやり方で?
月5000円を達成できたのか、僕が持っている知識を全部公開できればと思います。
ゆうすけ
収益の内訳
書評記事による収益はすべてAmazonアソシエイトによるものです。本に関するASPの収益はゼロです。
4月の注文データの一部を掲載します(Amazonアソシエイトのデータはスクショでなければ、公開してよいっぽい)。
- クリック数:696
- 発送済み商品数:55
- 紹介料:2,814円
- メンバー紹介料:2,500円
紹介料とメンバー紹介料の合計が僕の書評ブログの収益ということになります。
ちなみに、Amazonアソシエイトは、自分のブログに貼るリンク経由で、他の商品が売れても、それも紹介料となります。
なので、発送済み商品55点すべてが、僕が紹介した本というわけではありません。
あと、僕は同時並行で【ゆうすけの本棚】という主に本を紹介するチャンネルをやっていて、動画の概要欄にもAmazonリンクを貼っているので、厳密に言えばYouTube収益も若干あります。
ただ、細かい内訳はわからないので、載せられませんが、おそらく1~2割がYouTubeからの収益となります。
AmazonのアフィリエイトリンクをTwitterやYouTube(ブログ以外)で貼る場合は、そのアカウントURLを事前にフォームに申請する必要があります。
【twitter amazon アフィリエイト】などのキーワードでググると解説記事が見つかるので、TwitterやYouTubeでリンクを貼る人は調べてみてください。
月5000円達成した記事数
ここまで書いた「本に関する記事」は120記事でした。カテゴリごとの記事数は以下の通りです。

「本」カテゴリの記事数
ちなみに、ブログ全体の記事数は213記事(平均文字数はたぶん2500文字くらい)、ブログ全体のPV数は約3万PV(たぶん書評系の記事は内1万PVぐらい)。
僕がやってきた4つのこと
書評記事を100記事書いて、収益が月5000円というのは、書評ブログにおいて稼げている方なのか、稼げていない方なのか、どちらかはわかりません。
ただ、以下のことをやってたら「月5000円くらいのハードルを越えることができた」と、参考になればと思います。
とにかく読んだ本を紹介
根本的なことですが、まずはこれ。笑
自分が読んだ本をその都度、感想や良かったポイントを記事にしていきました。
読む本を選ぶときに「この本に関する記事を書いたら、PV集まるかも…」という意図は一切ありません。
なので、「誰も検索しないだろ。笑」と思われるようなマイナーな本も、自分が読みたいと思ったら読んで、書評を書いていました。
ゆうすけ
なかにはSEOすら意識せず書いた記事もあるのですが、書評を書いてよかったと思っています。
その理由はいくつかあるのですが、一番の理由はライティングスキルが上がっていったことです。
ブログ記事の執筆量って、バットの素振りみたいなもので、数をこなすことで力量が向上していくんですよね。
あと、根本的な話、自分が読みたい本・本当にいいと思った本を紹介したいので、PV稼ぎのために話題の本を紹介するとかはしたくないです。
おすすめ本まとめ記事を書いた
これは最近のことですが、SEOを意識した「まとめ記事」を書いています。
例えば、検索から本を探すときに
【○○におすすめの本□選!】
みたいなタイトルの記事をよく見かけませんか?
このように検索から記事を見てもらうためには、まとめ記事を書く必要があります。
こうやって「○○(ターゲット)」に対して、おすすめの本の候補を「□選」と言って、提示してくれるのは、本の購入を考えている人にとっては役立ちますよね。
僕の例で言うと、この「○○(新社会人)」に向けた「3選」の記事がよく読まれています。

Googleは公式情報で「専門性・権威性・信頼性」を満たす記事を高品質な記事として認識します。
まとめ記事は、「多くの本を書評することができる=専門性が高い」と評価されやすいのですが…
「おすすめ本100選」などと、大量の本を、感想をちょろちょろっと添えるだけ(たぶん読んでない本を紹介してる)、どこかの口コミのコピペするだけ、などの血の通っていない記事が検索上位を占めているのが現状です。悲しい…。
逆に言うと、本のタイトルで検索されて、読まれることは少ないです…。これは僕がノンフィクション本ばかり読んでいることが理由かもしれません。
「小説を読んで誰かの感想を読みたい」というニーズには応えられると思うので、小説の場合は記事タイトルに、本のタイトルを入れて書評記事を書くのはありかも。
ゆうすけ
とは言っても、本のタイトル検索は「Amazon」や「読書メーター」などのサイトが強いので、なかなか難しいところです。
難しい本をわかりやすく解説
さきほど、「本のタイトル検索は読まれにくい」と書きましたが、例外もあると思っています。
例えば
【学問のすすめ わかりやすく】
といったキーワードを狙うことです。
これは言わずもがな、「学問のすすめについてわかりやすく知りたい」という人向けに記事を書いて、そのとき自分自身が理解に役に立った本を記事内で紹介する、ということです。
実際、2020年4月時点でですが、このキーワードで検索するとコチラの僕の記事が上位に表示されているはずです。

このように、読み解くのが難しい本(歴史的名著・古典・海外の本)の概要を、わかりやすく簡潔に知りたい、というニーズに応えるというのも手です。
個人ブログで、主観たっぷりで解説するのは情報の信頼性に欠けるので、本を参考文献としてあげることで、情報の信頼性の担保となるわけです。
ゆうすけ
本に関連するサービスの登録を促す
ゆうすけ
これはAmazonアソシエイト公式で出している情報なので掲載しますが、2020年4月時点での本の紹介料率は3%です(Kindleは8%)。(参照元サイトはコチラ)
つまり、1000円の紙の本がブログ経由で購入されると、30円が紹介料として入ってくるという仕組みです。
塵も積もれば山となるので、馬鹿にはできませんが、稼ぐには少し心もとない金額です…。
で、おすすめしたいのが「本に関連するサービスの登録」を促すことです。
僕の場合は、Amazonが提供している本の月額読み放題サービス「kindle unlimited」を状況に応じて読者におすすめしています。
僕の貼ったリンク経由で、kindle unlimitedに無料登録されると、メンバー紹介料として500円が入ります。
上記で「収益の内訳」に示したメンバー紹介料というのが、こちらのサービスの紹介料にあたります。
僕の今月の収益の場合はこんな感じ。
- 発送済み商品紹介料:55点(2,800円)
- メンバー紹介料:5名登録(2,500円)
つまり、50点もの商品がたった5名の(しかも無料)登録に匹敵する収益となるというこです。
しかも、「Amazonオーディオブック:Audible」に無料登録されると3000円の紹介料が入ります。
すごいですよね..。。僕が見るかぎり個人でブログを運営している多くの書評ブロガーさんは、たいてい「kindle unlimited」や「Audible」に誘導するようリンクが貼られています。
- kindle unlimited:初月無料 or 3ヵ月間299円
- Audible:最初の一冊無料
これだけ無料登録がお得なうえに、サービス自体文句なしに良いので、おすすめしやすいのも特徴ですね。
あとは、他にもASPに掲載されているサービスをブログでおすすめしてみるのもいいと思います!
ゆうすけ
最後に
書評記事で月5000円稼ぐために、僕がやってきたことをまとめます。
- 読んだ(好きな)本の感想や良かったポイントを記事にする
- おすすめ本まとめ記事を書いた
- 難しい本をわかりやすく解説する記事を書いた
- 本に関連するサービスの登録をおすすめした
「稼ぐ」を第一目的にして、書評ブログを運営するのはおすすめしません。
これについては、ぜひ【書評ブログ 稼げない】で調べてみてください。苦笑
ただ、自分の好きな本が、自分の言葉で、誰かの元に届けられるって、めちゃくちゃ嬉しいですよ!!
僕は、人生において本の影響はとても大きいので、書評ブログによる稼ぎは収益以上の嬉しさがあります。
稼げないけど、おすすめ。