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スティーブジョブズから学ぶ、浅く広い知識を持つ僕の生存戦略【点と点を繋げよう】

ハングリーであれ。

愚か者であれ。

(Stay Hungry. Stay Foolish.)

スティーブジョブズがスタンフォード大学の卒業式で行ったスピーチの最後に放ったこの言葉は、すごく有名ですよね。

話は、とんと変わるのですが、僕には悩みがありまして…。それが

オタクになれない・・・

ということ。つまり何か没頭できるものがないということ…。

「僕は○○が大好きで、それを突き詰めていったら□□な偉業を達成することができました!」みたいな。

魚が大好きなさかなクンとか、YouTubeが大好きなヒカキンさんとか、、、もちろんそれぞれの悩みや圧倒的な努力のうえの功績ですが、

そんな没頭できる、その分野にならオタクになれる何かを持っている人に対して羨ましさを感じます。

ゆうすけ

ただなんとなーく、いろんなものにちょっとずつ興味がある。そんな、ふんわ~りとした感じで生きてきました

そんな僕の悩みを解決すべく、今回は、今は亡きスティーブジョブズ先生の言葉を借りて、浅く広い知識を持つ僕(?)の生存戦略を考えていきたいと思います。

NOTE

こちらの日本経済新聞の記事から、スティーブジョブズのスピーチ文字起こしが読めます。

「ハングリーであれ。愚か者であれ」 ジョブズ氏スピーチ全訳

点と点をつなげる

本日は自分が生きてきた経験から、3つの話をさせてください。たいしたことではない。たった3つです。

まずは、点と点をつなげる、ということです。

カリグラフィーの勉強

ジョブズは大学に通う価値を見いだせないでいました。

両親は貧しかったため、ただただ大学にお金を浪費していくのが耐えられなかったんですね。

そして、退学を決めました。

今まで面白いと思えなかった授業に出る必要がなくなり、遠くの学院にわざわざ出向き、自分が本当に興味のある講義に潜り込むこととなります。

そこでカリグラフィーに出会います。

NOTE

カリグラフィー(希: καλλιγραφία, 英: calligraphy)とは、西洋や中東などにおける、文字を美しく見せるための手法。

ウィキペディアより

そう、このカリグラフィー(美しい文字)の知識を注ぎ込んで作られたのがMacのパソコンです。

スティーブジョブズは、めちゃくちゃしつこいくらいに、フォントや字間調整にこだわったそうです。

ゆうすけ

Macの洗練されたデザインの生みの親だもんね・・・

スピーチでジョブズはこう語っています。

もし大学であの講義がなかったら、マックには多様なフォントや字間調整機能も入っていなかったでしょう。

もちろん、当時は先々のために点と点をつなげる意識などありませんでした。しかし、いまふり返ると、将来役立つことを大学でしっかり学んでいたわけです。

大学を退学して、将来何の役に立つかもわからないカリグラフィーを興味の赴くままに勉強した。

その「何の役に立つかわからない」ものが、ひとつの点となり、将来の点と繋がり価値を生み出したのです。

つまり、今やっていることが一見、役に立たないと思うことでも、それは自分の財産となるということ。

「今」役に立つか立たないかで判断するのは、ちょっと短期的な視点なのかもしれません。

ゆうすけ

冒頭にも書いたように、僕はなんとなーく、いろんなことに興味があるんですね

例えば、哲学、歴史、社会学、生物学・・・、特に分野を特定することなく、ちょっとでも面白そうだと感じたら、知りたくなる。

たぶん知的好奇心はある方で、毎日本を読んで勉強しています。

ですが、どれも中途半端・・・。僕は何かの専門家になりたいって思うけど、どの分野も「他の人よりちょっとだけ知っている」そんな程度でしかありません。

でも、点と点が繋がる瞬間があるんです。

例えば、哲学の本を読んでいるときに、生物学の本に書いてあったこととリンクするような。

まだ明確なことは言えないけど、こうやって点と点が繋がることによって、大きな面になるような気がしています・・・。

であれば、僕がやっている「役に立つかわからないけど、なんだか興味のある本を読む」は無駄ではないのかなと。

ゆうすけ

別にジョブズのエピソードを僕の人生にスッポリ当てはめるわけじゃないけど、スピーチで伝えたかったことに僕はちょっとだけ助けられています。

ピクサーの立ち上げ

2つ目の話は愛と敗北です。

ジョブズは、社員とのいざこざから、アップルを解雇されます。

自ら立ち上げた会社から、クビを言い渡されるという敗北を味わっているのです。

しかし、ゆっくりと何か希望がわいてきたのです。自分が打ち込んできたことが、やはり大好きだったのです。

そのあとジョブズは、NeXTという会社を立ち上げ、ピクサーを作り上げました。

ゆうすけ

ピクサーはスティーブジョブズが作ったものとは、知りませんでした

そしてなんと、アップルがNeXTを買収し、ジョブズはアップルに戻ることになったのです。

いまや、NeXTで開発した技術はアップルで進むルネサンスの中核となっています。

このエピソードも、点と点が繋がる話と似ていますよね。

  • カリグラフィー
  • アップル(Mac)
  • NeXT(ピクサー)

という点が繋がり大きな価値を生み出しているように思います。

スティーブジョブズについて詳しく知りたい方はこちらの本をどぞ。

浅く広い知識は無駄じゃない

いま小学生なりたい職業で上位の「YouTuber」はまさにみんな、自分の強みを活かしている人達です。その人たちへの憧れが僕にもあります。

じゃあみなさん一点集中で強みを発揮しているのかと言われると、そうではなく、みんな点と点を繋げてきた人達なんですよね。

メンタリストDaiGo

メンタリストDaiGoさんは、その肩書やテレビでのパフォーマンスから心理学のスペシャリストだと思われていますよね。

もちろん心理学について詳しい人ですが、それだけではありません。

こちらのカジサックさんとのコラボ動画では、科学者や、人工知能に興味があった過去を話していました。

  • 科学
  • 人工知能
  • 心理学
  • パフォーマンス
  • などなど・・・

たくさんの点を繋げて、いまでは多くの価値を提供しているわけです。

オリラジの中田敦彦

あと、わかりやすいのがオリラジの中田敦彦さんだと思います。

彼はお笑いで一世を風靡し、今ではYouTubeで学びを楽しく解説したり、RADIO FISHというグループで音楽を作ったり、オンラインサロンを運営したりなど、ビジネスも展開されています。

  • お笑い
  • 学び
  • ビジネス
  • 音楽
  • などなど・・・

多くの人に認知されてるだけで、これだけ大きな点を持っているということは、隠されたチャレンジもたくさんされていると思います。

「好き」を探している時かもね…

僕がなぜこんな文章を書いているかと言うと、僕と同じように「人より秀でたものがない…」「自分の強みってなんだろう…」と感じてる人がいると思うからです。

  • 好きを探している段階
  • 点を打っている段階
  • 点が繋がりかけている段階

エピソードとして「やってきたことが繋がった!」というのは、最終地点ですよね。

大事なのは、そこまで歩けるかどうか。

多くの人が、こういう表にでないステップを踏んで成功してきていると思うと、「今」やっていることが無駄じゃないと思えるんじゃないかな、と思います。