福沢諭吉「学問のすすめ」をわかりやすく現代語訳で解説【書評】

福沢諭吉「学問のすすめ」をわかりやすく現代語訳で解説【書評】

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ゆうすけ

どうも、読書家のゆうすけです

今回ご紹介する学びは「学問のすすめ」について。

福沢諭吉の学問のすすめといえば…

天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず

という言葉が有名ですよね。

これは、人はみな生まれながらにして平等である、ということを謳った言葉ですが、福沢諭吉が本当に言いたかった平等とは、

福沢諭吉

学んだか、学ばなかったかによって

社会的地位や暮らしに差が生じるのは

非常に平等である

福沢諭吉が生きた明治初頭は、日本が独立した近代国家としてやっていけるかどうかの瀬戸際でした。

当時の日本は欧米と対等な独立国ではなく、欧米より下の弱い立場に置かれていました。

欧米列強

欧米に対して「我々はあなたたちと同じように一流の国なのだ」と、福沢諭吉は一貫して「独立」を訴えた人です。

ゆうすけ

かっこいい…

そして、その独立のためには、国民一人ひとりが社会に役立つ学問を学び、強力なチームを作ることが大切だ、ということです。

学問のすすめ

今回は、こちらの斎藤孝さんが書かれた「おとな『学問のすすめ』」という本に書かれている、福沢諭吉が考える「学問に対する考え方」を3つご紹介していきます。

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福沢諭吉が考える学問に対する考え方

  1. 成功するかしないかは、勉強したかしないかで決まる
  2. 勉強とは生活に役立つものでなければならない
  3. どんな境遇にあっても、勉強はできる

学問を勤めて物事をよく知る者は、貴人となり富人となる

一つ目は「成功するかしないかは、勉強したかしないかで決まる」ということです。

福沢諭吉

学問を勤めて物事をよく知る者は、

貴人となり富人となり、

 

無学なる者は、

貧人となり下人となるなり。

これは単純明快な答えであり、この考え方は現代でも十分に通用しています。

ここでPRESIDENT Onlineの記事を引用すると(https://president.jp/articles/22116?page=2)、「仕事以外の時間に勉強している」と答えた人は、年収2000万円以上で69.2%、これに対して年収500万円台で41.2%でした。

また3ヵ月に1回以上セミナーや勉強会に参加する人は、年収2000万円以上で過半数の53.2%だが、年収500万円では31.5%だった。

勉強と年収

年収の高い人と低い人の行動には違いがいくつかありますがつまりは、勉強時間と年収は密接な関係があるということ。

ちなみに、勉強の内容というのは「言語、・資格・政治経済・IT・読書」など様々です。

もっぱら勤むべきは、人間普通日用に近き実学なり

ゆうすけ

勉強は大切だとわかったけど、何を学べばいいの?

こういった疑問に対する福沢諭吉の考えはこうです。

二つ目は「勉強とは生活に役立つものでなければならない」ということ。

福沢諭吉

実なき学問はまづ次にし、

もっぱら勤むべきは、

人間普通日用に近き実学なり。

これは例えば、文字を読むことを知っているだけで、物事の道理をきちんと知らないものは学者とは言えない、ということ。

「勉強する」と言っても中身は様々…。

まずは、日常生活に役立つ学問から手をつける。

そうでないと、学問のための学問となってしまい勉強する目的を失ってしまいます。

日本人は諸外国に比べて「学んだことを日常生活に応用することが苦手」と言われています。

何を勉強したらいいかわからないという方は、

ゆうすけ

まず自分には何が足りていないのかを見つめ直すといいかもしれませんね

学問は米をつきながらでもできるものなり

三つ目は「どんな境遇にあっても、勉強はできる」ということです。

福沢諭吉

小安に安ずるなかれ。

粗衣粗食、寒暑を憚らず、

米をつくべし、薪も割るべし。

学問は米をつきながらでもできるものなり。

これは、「小さな生活の安定に満足してはいけない。粗末な着物、粗末な食べ物で、暑い寒いを気にせず、米をつくのがよい、薪も割るのがよい。学問は米をつきながらでもできる」ということです。

  • 時間がない
  • お金がない
  • 環境が悪い

これらは全部言い訳。

二宮金次郎

「二宮金次郎が歩きながら本を読む像」を学校などで見たことがある人は多いと思います。

彼は、14歳のときに父を亡くし、16歳のときに母をなくしました。生活が厳しくなり生計を立てるために、薪を運ぶ仕事をしていました。そんな境遇に置かれながらも、薪を運びながら本を読み勉強したそうです。

そして彼は、勉強したすえに身につけた豊富な知識と合理性で村の復興を成し遂げることとなります。

そもそも、昔は粗末な着物・粗末な食べ物・粗末な環境が当たり前でした。

ゆうすけ

優秀な人間は環境に文句を言わない、ということですね

「学問のすすめ」に書かれている人間関係の重要性

ゆうすけ

この本には驚くほどに「僕が将来なりたい人物像」と重なることが書いてありました

ざっと列挙すると…

  • 自分の考えを人に押し付けてはいけない
  • 人前できちんと話せる人間にならなければいけない
  • あらゆる欠点の中でいちばん悪いのは人を妬むことである
  • 人の信用を得ることがいちばんの財産になる
  • 共に戦う友を持てば、モチベーションに火がつく
  • 「新友」を求めよ。人を毛嫌いするな
  • 理想ばかり高くて行動がともわないと、不満だらけになる

これらの言葉は自己啓発本でよく見る言葉ですが、昔から教訓とされているほど、基本的なことであり、大切なことだと感じました。

ゆうすけ

これらを実践できる人間になりたいと考えています

まとめ

「学問のすすめ」まとめ

成功するかしないかは、学んだか学ばなかったかの差である。

加えて、学問は生活に役立つものから手をつけることが大事。

そして、どんな境遇にあっても、勉強はできる、ということでした。

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学生のときは、勉強することが当たり前ですが、大人になったら仕事があるため、勉強にさける時間が減ることはたしかです。

何が言いたいかというと…

「一日中勉強ができるってとても恵まれている」ということ。

ゆうすけ

もちろん、遊びも大事だけどネ!

みんながやらないぶん、大人になっても勉強できる人、というのは貴重な存在になるでしょう!

ゆうすけ

ってことで今日も僕は本を読んで勉強に励もうと思います!