以前に、『読書が苦手な人におすすめの本17選|僕の人生を変えてくれた本たち』こんな記事を書きました。

その中でも紹介したのですが、自己啓発本はまずはコレを読め!と思うのが水野敬也著「夢をかなえるゾウ」です。
年間100冊ほど本を読むくらい読書が好きですが、ずーっと僕の中で1番の本です。
ゆうすけ
200万部超えの大ヒット自己啓発書なので“良本”ということはお墨付きですね。
ちなみにこの本は、Amazon Prime会員の方はタダで読める本なのでPrime会員の方はぜひ初めの30ページだけでも読んでみてください( `・∀・)ノ
本記事の内容を動画アニメーションで見たい方はコチラをご覧ください。
「夢をかなえるゾウ」は開始30ページで勉強になる本
ざっと30ページまでのあらすじを紹介する
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冴えないサラリーマンが友達に誘われて有名人が集う、とあるパーティに招待されて参加した。
この冴えないサラリーマンが主人公なわけなんだけど、この主人公はずっと心の中で
「変わりたい」
「自分にしかできない仕事をしたい」
「(パーティにいる有名人をみて)おれもこんな人間になりたい」
こんなことを考えていた。
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パーティから帰宅したあと、強烈な劣等感を抱いていた。
「おれだって頑張ってきたのに…」
「普通のままじゃ嫌だ…」
酔った勢いでただのゾウの置物に愚痴を言っていた。
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すると次の日の朝、置物のゾウが喋り出した!
「覚悟でけてる?」
「昨日めっちゃ泣いとったな」
「変わりたいん?」
ガネーシャと名乗るゾウから“変わるための一番簡単な方法を教えたる”と言われた。
それから主人公は成功するために“ガネーシャの教え”を必ず従うこととなった…。
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ガネーシャの教え その1は「靴を磨く」。
「そんなことやって何の意味があるの?」
そんなことを考える主人公に対して、ガネーシャは靴を磨くことの重要性を説く。
ゆうすけ
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ここまで約30ページなんですけど、この間でも勉強になるガネーシャの言葉があるので、それを紹介したいと思います。
“夢は叶う”ことをイメージする
自分みたいな小粒な人間変えんのんなんか簡単やがな。だいたい目指してるレベルなんてたかがしれとるやろ。
天下統一とか目指しとるわけやあれへんのやろ?
年収が倍になるとか、パーティ行ったら、ちやほやされるとか、そんなんやろ?
余裕やで。
夢って言ってしまえば、
できないこと
↓
できるようになる
この作業ですよね。
ただ、未来のことなんて誰にもわからないから、見えない不安が付きまとうと思います。
いわば未知の領域に足を踏み入れるわけで、行動する前にあれやこれや考えちゃいます。
「おれみたいな奴にできるのかな…。」
「自分は特別じゃないから…。」
でも、そんなこと考えたって仕方ないですよね。
ガネーシャでも誰でもいいけど、
「そんなん余裕やで!」
「お前なら出来る!」
って言われたらできるような気がしません笑?
悩む必要のない不安なんて、とっぱらってさっさと行動しよう。
やりきることを“契約”する
ガネーシャは契約書を手にとると、僕に見せながら言った。
これはな、今からワシの言うことをたった一度でも聞かんかったら、もう一生、何かを夢みることなく、今までどおりのしょうもない人生をだらだら過ごして後悔したまま死んでいきます、いう誓約や。
だってそうやろ?
ワシが教えるんは、自分が変わるために一番簡単な方法やもん。
それでも無理やったら、そら一生無理やろ。
夢って、
「叶ったらいいなぁ」
「明日こそやる」
「できたらやる」
とかじゃ叶わないですよね。
当たり前ですけど…。
だからもう契約しちゃう。
やりきることを約束しちゃえば、あとはもうやるだけになる。
変わる“きっかけは”転がっている
「きっかけさえあれば」いつも、そう思っている。
・・・でも、本当は「きっかけ」なんてたくさん転がっていて、恥ずかしい思いをしたり嫌な思いをした時がそれだったかもしれない。
けど、そのきっかけを、僕は今までずっと素通りしてきたんだ。
だからこのままでは「きっかけ」なんて来ない。
それが「きっかけ」であることを決めるのは、今この瞬間の僕なんだ。
生きてれば誰だって後悔する。
「あのときもう少し頑張っていたら…。」
「あれは運が悪かったから」
そうやって後悔するタイミングは誰だってあると思う。
でも、自分を変えるきっかけなんてどうだっていい。
そうやって大きな後悔したときの様に、なにかドカンと衝撃的な出来事だけがきっかけじゃない。
例えばYouTubeをだらだら見てるときだって、
ただ、楽しいなぁーってぼんやりみるんじゃなくて、
「この人のようになりたい」
「この人にできるなら自分にもできる」
って感じて行動できたらそれがきっかけになるわけだ。
夢が叶う“魔法なんてない”
ごっついの教えたるがな。
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「靴、みがけや」
靴を磨くことが成功に通じるというのは信じがたいですよね。
でも、ガネーシャの話をきいていると、
「靴を磨くって大事なことだなぁ」
と感じるんですよね。
何事も挑戦するときは一気に成功へ駆けあがる裏ワザみたいなものを見つけたいって思うけど、たぶんそんなものないんです。
成功への近道って普段の小さな努力の積み重ねなんだろうな、と気づかされます。
成功しない一番重要な要素=“人の言うことを聞かない”
成功しないための一番重要な要素はな、『人の言うことを聞かない』や。
そんなもん、当たり前やろ。
成功するような自分に変わりたいと思とって、でも今までずっと変われへんかったちゅうことは、それはつまり、『自分の考え方にしがみついとる』ちゅうことやんか
このガネーシャの言葉は30ページのうちで一番大切なことだと思います。
ここで大切だと思うのは、ガネーシャは、
「人の言うことはすべて聞け」と言っているわけではない所。
世の中にはいろんな人がいて、いろんな成功法があると思うから、人の意見をすべて鵜吞みにすることはできないと思っています。
ただ、そういった意見をすべて流してしまうのはもったいない。
だから、人の言うことを聞いたうえで自分の意見を持つことが大切なんだと思う。
最後に:水野敬也を自分に憑依させようと思う
「夢をかなえるゾウ」という本は30ページだけでもこれだけ勉強できることがあると感じました。
- “夢は叶う”ことをイメージする
- やりきることを“契約”する
- 変わる“きっかけは”転がっている
- 夢が叶う“魔法なんてない”
- 成功しない一番重要な要素=“人の言うことを聞かない”
この本は、勉強になるだけじゃなくて単純におもしろいのがまたさらに好きなところ。
ゆうすけ
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ということで、水野敬也さんを僕の中に憑依させたいなって思いました。
変な意味じゃなくて。真面目に。
ライブ配信サービス「SHOWROOM」の社長の前田裕二さんは、秋元康さんとお会いするときの行きの飛行機の中で秋元さんの本を読み込んだそうです。
もう、秋元さんが自分の中に憑依するくらいに、秋元さんの考え方を自分のものにしてから会いたかったとのこと。
僕は最近ライターとして仕事をすることがあるので、やっぱり水野敬也さんみたいな面白い文章・惹きつける文章を書きたいと思っています。
前田裕二さんの真似をして、「おれも水野敬也さんを自分の中に憑依させる!」と思って水野さんの本をたくさん買いました笑。
ゆうすけ
ゆうすけ
