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病気と名のつく状態の
70~90%はストレスが
原因といってよい
ゆうすけ
今回ご紹介する学びは「病気とストレスの関係」についてです。
春山茂雄さんが書かれたコチラの『脳内革命』という本をもとにご紹介します。
- 春山茂雄 著
- 東京大学医学部卒業
- 東京逓信病院勤務(7年)
- 東京都教職員互助会三楽病院勤務(10年)
目次
病気にならないためには?
本書に書いてあることを超ざっくり説明すると、こんな感じです。
プラス思考で、ほどよく運動をして、きちんとした食事を採れば病気になることはない。
人間の体というのは、自然治癒の能力が備わっていてそれを活かせば医者も薬もいらない。
要は、思考・運動・食事の三拍子しっかりしておけば健康でいられる!という当たり前のことです。
そして、「人間はそもそも病気にかからず健康体のまま限界寿命を迎えられる」ということが本書の一番のメッセージです。
ゆうすけ
病気のほとんどはストレスが原因
本書にはこんなことが書かれています。
病気と名のつく状態の70~90%はストレスが原因といってよく、成人病(中年以降の人に多くみられる病気の総称)では100%がそうだといって過言はありません。
例えば簡単な話…
人から何かいわれて「いやだな」と思うと、老化を早めたり発ガンを促進する物質が体内に発生する。
反対に「ありがたいな」と思うと、若さを保ち体を健康にする物質が作られるということです。
その物質というのは一般的にホルモンと呼ばれているもので、アドレナリンとかノルアドレナリンというのがそうです。
ホルモンの役割
例えば、怒ったり緊張すると脳内にノルアドレナリンが分泌されます。
このホルモンの分泌は細胞間の情報伝達に必要な物質で、これがあるおかげで、怒りの情報が体に伝達されて、体はシャキっとして活動的になるわけです。
こういったホルモンは、生きていくのに欠かせない物質ではあるのですが、先ほど説明したように体の毒でもあるのです。
「プラス思考だったら良いことが起きる!」というのは決して精神論ではなく、科学的に理にかなった考え方なのです。
これまでは心の健康が見過ごされていた
「プラス思考が健康に良い!」とはいえもちろん、ストレスや嫌な思いを自らすすんで受け入れている人はいないはずです。
ゆうすけ
ただ、これまで心(メンタル・ストレス)の健康が見過ごされていた、ということは言えます。
それは、病変を起こした局所はチェックできますが、心のほうは判断のしようがなかったからです。
「病気になったら、薬で治す」ではなく、「そもそも人間は病気になる方がおかしい」というのが人間本来の姿であるというのが本書のメッセージです。
人間はそのつくりからいって、本来は病気一つせず健康体のまま限界寿命を迎えられるように作られているというのです。
特に年を重ねると「病気になって当然だ」と考えてしまいがちですが、その健康観こそが病気を自ら招いてしまっているということです。
『脳内革命』本書概要紹介
コチラの本は1995年に初版が発行されて、累計発行部数は410万部にものぼる大ベストセラー本です。
ゆうすけ
『脳内革命』が爆発的に売れた理由が気になって、ネットで情報を調べてみました。
- 1月:阪神淡路大震災
- 3月:オウム真理教による地下鉄サリン事件
かなり、国民全体がマイナスのイメージを漂わせていたそうです…当時ぼくは2歳なので全く記憶にないのですが..
これだけ多くの人に読まれたというのは、本書の主張である「プラス発想こそが、心身ともに健康にする」というメッセージが人々を勇気づけたということです。
ゆうすけ
「自分は病気にかかりがちかも…」と思う方は、ぜひ読んでみてください!
(ちなみに、僕は最後に病気にかかったのを覚えていないくらい割と健康体…でっす!!)
まとめ:こんな人におすすめ
今回は、『脳内革命』という本をもとに「病気とストレスの関係」について紹介しました!
おさらいすると紹介したコチラの本は、
- 健康体でいることの根本原理を知りたい人
におすすめしたい一冊です。
一つだけはっきりいえることは、昔からいわれてきた「病は気から」は、大正解であったということです。
本書より
「読書・活字が苦手!」という人は、Amazon audibleで本を聴くのがおすすめ
ゆうすけ
