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その文章
誰に向けて書いていますか?
ゆうすけ
今回ご紹介する学びは「伝わる文章の書き方」です。
コチラの『伝わる文章を書く技術』という本をもとにご紹介します。
- 印南敦史 著
- 生活に役立つ情報を届けるウェブメディア「ライフハッカー」のライター
- 週5冊の書評記事を務める
【ブロガー向け】伝わる文章を書く方法
ゆうすけ
社会人であれば、メールでのコミュニケーションであったり、企画書や報告書の作成であったりと、「伝えるため」の文章を書く機会は多いと思います。
多いにも関わらず、仕事でクライアントさんとやり取りをする際に、
ゆうすけ
ゆうすけ
と、意思の伝わらない文章を書く人が多く見受けられます…。
僕自身、2018年11月からブログを始めて、文章に向き合う時間が多く、「伝わる」文章の書き方について勉強してきました。
今回はそんな僕が本書を読んで、最も大切だと感じた「伝わる文章を書く技術」をご紹介します。
読み手を想像する
伝わる文章を書くために最も大切なことは「読み手を想像する」ことです。
著者の印南さんもライフハッカーで書評を書くために「どんな人が読んでいるんだろう?」ということをまず考え始めたそうです。
ブログなどの不特定多数の人が見る媒体だと忘れがちですが、これって基本中の基本のことですよね。
中高生のような学生に向けた文章と、ゴリゴリのビジネスマンに向けた文章では、内容が同じでも、書き方は異なりますよね。
- 性別は?
- 年齢は?
- 立場は?
もっと明確に読者像を想像できるように、このような質問はできるだけ考えておいた方が良いです。
それらを自分なりでいいので想像したうえで、文章を書き始めます。
そうすることで、読者が求めているものが見えてきます。
ゆうすけ
著者 印南敦史さんの例
ライフハッカーというウェブメディアの主要読者層は25歳~34歳のビジネスマン。
印南さんはそれを受けて
印南さん
印南さん
ということを想像し、短い文章で効率的に情報収集できるということを意識したそうです。
なので、印南さん自身の個人的な意見や感想は省いているそうです。
これが例えば
印南さん
という風に読み手を想像していたなら、本を読んで感じた印南さん独自の視点からの意見や感想を書くべきですよね。
このように「読み手はどんな人だろう..??」と想像する人物像次第では、文章の書き方は変わるということです。
最も簡単な読み手を想像する方法
という方に向けて僕も実践している方法を紹介します。
僕は「過去の自分」に向けて文章を書くことが多いです。
例えば本を読んだ後の書評記事では、本を読む前の自分が知りたかったことを書きます。
どこかお店に行くなどの体験をレビューする記事では、「その体験をする前の自分って、何が知りたかったっけ?」ということを思い出しながら書きます。
この「過去の自分に向けて書く」というのは多くのブロガーさんが、ターゲットとして設定している印象です。
- 過去の自分というのは、何よりもターゲットの像が明確になるし
- 過去の自分が考えていたということは、世の中見渡せば自分以外も考えていることなはず
最も簡単であり効果的な方法なので、「読み手を想像するなんてできない!」という人は、「自分だったら…」と考えると文章が書きやすくなります。
『伝わる文章を書く技術』の概要紹介
本書では、この読み手(ターゲット)の考え方だけでなく、
- 1日1冊読むための読書術
- 「伝える」文章を書くときの考え方
- 「読ませる」文章の書き方
などが書かれています。
僕はこの手の本をいくつか読んできたし、ネットの情報からも勉強してきたので、本書の内容の8割くらいは、おさらいするような気持ちで読めました。
他2割では、新しい学びや印南さんの文章に対するこだわりを知ることができました。
文章を書き慣れていない人には、学びが多い本だと思います。
まとめ:こんな人におすすめ
おさらいすると紹介したコチラの本は、
- 長文を書くことに慣れていない人
- ブロガー初心者の人
におすすめしたい一冊です。
今回は「伝わる文章の書く方法」についてまとめました。
社会人の方で文章でやり取りをする方なら感じると思いますが、伝わる文章を書けるか・書けないかって大きな境界線だと思います..。
「何が言いたいの?」「それじゃ伝わらないよ..」というのが、3回続くともうその人とは仕事をしたいと僕は思えません..。
僕も含めあなたも、「伝わる文章」が書けていないことによって大事な取引先を失っているのかもしれません。
ゆうすけ
「読書・活字が苦手!」という人は、Amazon audibleで本を聴くのがおすすめ
ゆうすけ
