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【書評】乙武洋匡『五体不満足』|おれの子供の頃はなんだったんだ…

【書評】乙武洋匡『五体不満足』|おれの子供の頃はなんだったんだ...

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ゆうすけ

どうも、ガリガリな体がコンプレックスのゆうすけです

今回は、乙武洋匡さんが書かれた470万部を超えるベストセラー本『五体不満足』を読んだので感想を書いていきたいと思います!

『五体不満足』本書内容

乙武さんは、先天性四肢切断。つまり「生まれつき手と足がない」障害を抱えて生まれました。

『五体不満足』では、そんな乙武さんの幼少期から大学生までのエピソードが書かれていて、文庫化された完全版では、最後に爆発的に売れたあとの乙武さんの考えが追加されています。

コチラの本では「障害」というのを「乗り越えるもの」「克服するもの」といったように、マイナスに捉えるのではなく単なる身体的特徴にすぎない、というメッセージが書かれています。

ゆうすけ

実際、乙武さんは、大学生になっても自分が障害者だということを意識して生きてきたことがなかったと言うのです

読後の感想

僕はこれを読んで、もう何か結果を出すとか、幸せに生きるとか、もう生きること全般的に、すべて自分の力で何とかできる!って思いました。

ゆうすけ

それは、乙武さんが小学生のときのエピソードを読んで強く思いました

乙武さんが小学生のときのエピソード

僕らが普通にやり過ごしてきたことが、手と足がない乙武さんにとっては壁として立ちはだかるんですよね。

  • 普通教育が受けられる小学校に入学すること
  • ロッカーに荷物を取りにいくこと
  • 掃除すること
  • 運動会・プールでの水泳

もうあらゆることにおいて周りの子と同じように簡単にこなすことができないんですよね。

ただ、そこで大事なのは乙武さんや担任の先生は「障害者だから…」といって諦めたり、ひいきしたり、何でもかんでも手助けしたわけじゃないということです。

そこには、「乙武さんは他のことは違う」というのではなく、みんなと同じ「クラスのうちのひとり」という考えがあったんです。

  • ロッカーに荷物を取りに行くのが大変
    →友達に持ってきてもらうのではなく、乙武さん専用のロッカーを2つ用意する

  • 掃除ができない
    →その時間にワープロでプリントの作成をする

ゆうすけ

できないことがあるなら、他で補っていったんですね

できないことへの向き合い方

乙武さんは小学生のときに、「できないこと」に対する乗り越え方とか、補い方を学んでいくんですね。

だから、そのあとの中学校・高校でも他人から「それは無理だろ」ということにもどんどん挑戦していくんです。

これを読んだとき…

ゆうすけ

おれの小学生時代って何だったんだ

ってちょっと凹みました。苦笑

僕が、「綺麗な泥だんごできた!ヤッター!」と喜んでいたときに乙武少年は壁の乗り越え方を学んでいたんだな…って。笑

できないことがあるなら、どうやったらできるようになるのか考えるべきだし、どうしてもできないのなら、その穴を埋めるために他にできることを探す。

ゆうすけ

乙武少年をみていたら、自分には言い訳なんてできないなと思ったし、たかが自分のなし得たいことなんて余裕じゃね?とも思えました。笑

幸せとは

乙武さんが「障害を持っていても、毎日が楽しい」と感じている傍ら、健常者として生まれても暗い人生を歩んでいる人もいる。

結局、『五体不満足』の一番のメッセージでもあると思うんですけど

  • 障害がある
  • 体がガリガリ
  • 頭が悪い
  • お金がない

これらって幸せとは関係ないんですよね。

これについて、すごく納得した考え方をキングコング西野さんが言語化していました。

コチラの『魔法のコンパス』という本にはこんなことが書かれています。

幸せを感じる瞬間というのは、その1点の数値じゃなくて、伸び率だと思うんだよね。

10点から40点に伸びたら「幸せだなぁ」と思えるけれど、95点から96点に伸びたところで、さほど幸せは感じられないわけだ。

僕はブログ・YouTubeを始めたばかりなので、チャンネル登録者が1人増えることとか、動画にコメントがくることとか、高評価が1個つくとか、もうそれでめっちゃ嬉しいんですよ。

登録者数が何万人というYouTuberの方にとっては、それだけで?って感じるかもしれないのですが、それは僕がまだ0点だからなんですよね。

ゆうすけ

伸び率満点ってことやな

まとめ

本記事を通して伝えたいことは、どこに立っているか位で、不幸せとは決まらねぇってことです。

いま、何ができるか・できないかって関係ないんですよね。大事なのは、これから「できるようになる」こと。

本書はやる気がでるし、障害者の方との向き合い方も考えることができるので、ぜひ興味ある方は読んでみてください!

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ゆうすけ

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