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やっぱり人間は、
好きなことをすべきなんです。
ただし、
好きなものを見つけるのが実は難しい。
ゆうすけ
今回ご紹介する学びは「仕事論」についてです。
コチラの「新!働く理由 111の名言に学ぶシゴト論」という本をもとにご紹介します。
- 戸田智弘 著
- 日本福祉大学助教
- ライター
- キャリアカウンセラー
- 仕事・生き方に関する本を多数出版
ゆうすけ
「働く」とは一体どういうことだろうかと考えていた僕に、この本に登場する“人生の先輩たち”が「仕事論」を説いてくれました。
今の若い人たちは、
ゆうすけ
どうやって好きなことを仕事にすればいいのかわからない…
そもそも、自分の好きなことってなんだろう…
と働き方を見つめ直す人が多いように感じています。
僕もそのうちの一人で、本書はそんな僕らが抱えている働き方に対する悩みを解決するヒントがたくさん転がっている本だと感じました。
コチラの本は111人の偉人・著名人が残した「仕事に関する名言」を著者の戸田智弘さんがわかりやすく解説してくれています。
ゆうすけ
名言1:好きなことをすべき
やっぱり人間は好きなことをすべきなんです。
ただし、好きな物を見つけるのが実は難しい。
凡人は30歳までわからないと思った方がいい。
20代はとにかく辛抱する。
そして好きを見つけたいと思い続ける。
(中略)
(p40作家・経済評論家 堺屋太一)
ゆうすけ
というと、最近のテクノロジーの変化に伴って新しく登場した価値観のように思われますよね。
しかし、中国の思想家である孔子の教えが書かれた論語にも
これを知る者は、これを好む者に如かず
書かれており、学ぶにおいて、知っているというのは好むには及ばないと孔子は語っています。
ゆうすけ
「好きなことを仕事に」というのは、甘えでもなんでもなく、すごく合理的なことなんです
ただ、その「好きなこと」を見つけるのは難しく、凡人は30歳までわからないと思った方がいい、ということです。
例えば
スポーツ選手のような一部の職業の人たちは、20代で活躍されています。
それは彼らが小さなときからその道で生きると決めたから。
一般人である僕らは、20代でも焦ることなく辛抱し、そして、「好き」を見つけたいと思い行動し続けることが重要なのです。
名言2:やらなければならないことの向こう側
やりたいことは、やらなければいけないことの向こう側にあるんだよ
(p149教育者 陰山英男)
先ほど「やっぱり人間は好きなことをするべき」という言葉を紹介しました。
これは、365日24時間、すべて好きなことだけをして生きるという意味ではありません。
ということです。
例えば
プロテニス選手の大坂なおみ選手が「やりたくないことをやってる暇はない。」とテレビで発言したことが有名です。
ですが、大坂選手は「テニス」というやりたいことを続けるために、地味なトレーニング・筋トレ・体調管理などのやらなければいけないことをやっているはずです。
このとき、
ということになります。
名言3:理想を捨てるな
理想を捨てるな。自分の魂の中にいる英雄を捨てるな。
誰でも高みを目指している。理想や夢を持っている。
それが過去のことだったと、青春の頃だったと、なつかしむようになってはいけない。
(p156哲学者ニーチェ)
夢にはいくつか意味があります。
ひとつに、睡眠中に見る幻覚のような、空想的な願望の意味。
ひとつに、将来実現したい願い、理想の意味。
前者は、ただアホみたいにポカーンと思い描く夢で、後者は、実現を前提とした夢です。
夢には、このように相反する意味があります。
- 夢と現在の自分のギャップを自覚しているか?
- そのギャップを埋める戦略をイメージできているか?
- 懸命に努力し、階段をのぼっているか?
これら3つの条件を満たしているときに、後者の実現を前提とした理想を叶えるための夢と言えると著者の戸田智弘さんは語っています。
ゆうすけ
考えてみるキッカケになれば幸いです。
まとめ:こんな人におすすめ
おさらいすると紹介したコチラの本は、
- 「働き方」に疑問や不安を抱えている人
- 人生において「仕事」はどう位置づけるべきか考えている人
に超おすすめしたい一冊です。
やっぱり、偉人って言うこともカッコイイですね…。
背中を押してくれる名言もあれば、日々の生活を改善しないと、と思わせてくれる名言などなど…参考になる言葉にたくさん出会うことができました。
ゆうすけ