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神社とお寺の違いのキホン|神社とは何か?お寺とは何か?

神社とお寺の違いの基本|神社とは何か?お寺とは何か?

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ゆうすけ

どうも、2019年の初詣は、大阪天満宮に行きました、ゆうすけです

今回はpen BOOKS『神社とは何か?お寺とは何か?』をもとに、神社とお寺の違いについて解説します。

本記事の内容
  • 神社とお寺の数ってどれくらい?
  • 崇拝対象って何?
  • お参りの仕方や御利益、タブーって何?

神社とお寺の違い

詳しく見てみると違いはたくさんありますが、「これだけは知っておきたい」基本的なとこをピックアップして解説していこうと思います。

まずは、神社とお寺の数の違いについて。

全国にある神社の数は約8万社、寺院の数は7万から8万前後と同じくらい。

  • 神社:約8万社
  • お寺:7-8万社
ちなみに・・・

  • 全国にあるコンビニすべて合わせて約6万店舗です

実は神社とお寺って、コンビニよりも全然数が多いんですね。

ゆうすけ

最近、車で移動する際、ナビ上に神社とお寺が出現しまくりでびっくりしました

それだけたくさんある神社とお寺ですが、初詣とか旅行先で有名どころを見てまわるくらいしか、訪れる機会ってありませんよね。

崇拝対象

そもそも神社とお寺、それぞれ何を崇拝しているのかご存知でしょうか?

神社とお寺で一番異なるのは、やはり「なにを拝むのか」です。

  • 神社:鏡や山など
  • お寺:仏像

わかりやすいのはお寺で、主な崇拝対象となっているのが仏像です。

当初は仏教の開祖である釈迦像のみが存在したが、仏教が発展していく過程で如来や菩薩、明王などが生み出され、現在では多様な仏像が成立しています。

 

一方で、ややつかみづらいのが神社で、古来は山や森、岩などの自然物に神が集まるとされ、そこを御神体とする神社がつくられました。

時代が下ると鏡や剣といった人工物がその役を担っていきますが、いずれにしてもそれらは神そのものではなく、あくまで神々が御霊を宿らせる存在。

ちなみに・・・

鏡は万物を映すという神秘的な性質から、御神体としてメジャーな存在です。

なので、神社の崇拝対象は「鏡や山など」ということになります。

聖職者

神社・お寺はともに、その道のプロである聖職者により運営されています。

専門的な訓練を経て、正式な階位を授けられている点は共通しますが、その位置づけは異なっています。

  • 神社:神職
  • お寺:僧侶

神社における神職(しんしょく)は、神々との仲をとりもつ存在。

お寺における僧侶の役割は宗派やお寺により異なりますが、我々を指導し念仏を唱えるといった、仏の国での先導的な役割を果たしています。

守衛役

  • 神社:狛犬
  • お寺:仁王像

守衛役として神社では、鳥居から拝殿までの参道に鎮座して、魔物を追い払う役を担っている狛犬。

お寺には仏敵の侵入を防ぐため、門の左右に置かれた「阿形」「吽形」で一対の仁王像。

お参りのしかた

守衛役を抜けて、神社やお寺に行けば、神様仏様を崇拝するためにお参りをしますよね。

神社とお寺、いずれも境内に入ったら手水舎(ちょうずや)でお清めをして、拝殿もしくは本堂では賽銭を捧げます。

  • 神社:二礼、二拍手、一礼
  • お寺:胸の前で合掌し頭を下げるだけ

神社では、二礼、二拍手、一礼、をします。

  1. 鈴がある場合はまず鳴らしてから、上体を90度折って2度礼をする
  2. 2回手を打ち、手を合わせた状態で神様への感謝や願いごとを伝えます
  3. 最後にもう1度深く礼をして退去します

手を打つのは敬意の表現であり、神様に気づいてもらう合図との説もあります。

 

お寺では、胸の前で合掌し、頭を下げる、だけ。

注意

思わず手を打ちそうになりますが、それはNGです!手を打っちゃダメ!

合掌の際、両手は胸の前でぴったりと合わせるのは、仏様と自分が一体になるという意味があります。

ゆうすけ

何より肝心なのは、神様や仏様を心から敬い、純粋な気持ちでお参りすることです

御利益

お参りをしたからといって、神様仏様が助けてくれるわけではありません!笑

ゆうすけ

では、お参りをする御利益とは何でしょうか?
  • 神社:御神徳|絵馬
  • お寺:御利益|お賽銭

神社では神様からの御利益は「御神徳(ごしんとく)」と呼ぶのが習わし。

神様にあやかってさまざまな御神徳を期待してしまいがちですが、あくまで自らの努力の結果に授かるもの、というのが正しい考え方。

MEMO

神社では絵馬を奉納するのが一般的ですよね。これはかつて本物の馬を納めていた習慣が転じたものです。

お寺においても、神社と同様、本来の御利益は、仏の教えに従い善い行いを積み重ねて初めて得られるもの。

お賽銭もお布施の一部という位置づけなので、引き換えに御利益が保証されるわけではありません!

ゆうすけ

自分の力で努力するのが一番大事!

タブー

最後にタブーについても触れておきます。

  • 神社:参道の真ん中を歩くなど
  • お寺:肉食・お酒

神社では代表的なタブーとして、参道の真ん中を歩かないというものがあります。

これは「神様の通り道をあけておく」ためで、参道では端を歩くのがよいとされています。

  • 火気厳禁
  • たばこ
  • 飲食
  • 大きな音を立てること
  • 基本的にペットもNG

ゆうすけ

常識の範囲内で行動しましょう

お寺でも神社と同様、常識的なことを守りましょう。

お寺では殺生を戒める考えから肉食はタブー。お酒も基本的には禁じられています。

まとめ

いかがだったでしょうか。

これらの項目から、神社とお寺の違いをざっと紹介しました。

本当はまだまだありますが、これだけでも押さえておくと両者の違いがおおまかに見えてくるのではないでしょうか。

次、神社やお寺を訪れた際に、参考にしてみてください!