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日本史がつまらないと感じる3つの理由【僕が歴史を克服したおすすめ本も紹介】

日本史がつまらないと感じる3つの理由【歴史が苦手科目でした】

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ゆうすけ

どうも、歴史が苦手科目の、ゆうすけです

直近で、後藤武士さんが書かれた『読むだけですっきりわかる日本史』という本を読みました。

今回はいつものように、「この本のココがおもしろかった!」という切り口ではなく、本書を読んで感じた

日本史はなぜ

つまらないと感じてしまうのか?

について書こうと思います。

ゆうすけ

あくまでも、僕の主観なので「いやいや、日本史は面白いから!」という反論はナシで
  • なるほど、たしかに、そりゃ日本史はつまらないと感じるよね
  • 日本史・歴史の勉強が苦手な人ってそういう風に考えてるのね

などなど、勉強をするうえで参考になることがあればいいなと思います。

日本史がつまらない3つの理由

日本史がつまらない3つの理由は

  1. 時代背景を知らずに事実だけ勉強してしまうから
  2. 登場人物多すぎ
  3. 楽しいと思えるほど学ぶには知識が膨大に必要

基本的に、日本史を学ぶ場としての出発点は、学校の授業なので、厳密には「日本史の授業がなぜつまらないのか?」という理由になるかと..!!!

時代背景を知らずに事実だけ勉強してしまうから

日本史の教科書では当たり前のように…

「縄文時代には磨製石器が使われていました。鹿やイノシシなどを狩猟したり、木の実の採集も行われ、水辺では魚や貝をとっていました。」

と書かれていますよね。中学生の頃の僕は「へぇ、そうなんだー」くらいにしか感じませんでしたが、これって凄いことです。

ゆうすけ

だって、この縄文時代の日本にはまだ文字がありませんから!!

じゃあ、なぜこの時代の人たちがどんな生活を送っていたのか、大体わかるのか?

それは、近代の学者が発掘調査をして、当時の人たちが使っていた「ゴミ捨て場」を発見し、そこに何が捨てられているかを見ることで、当時の人たちの暮らしが推測できたわけです。

このゴミ捨て場は「貝塚」と呼ばれる、日本史を勉強する際に太文字で書かれる重要なワードですよね。

本書では、このあたりの時代背景まで書かれているから、「なるほど」と面白いなと思えました

 

中学生の頃の僕は「貝塚=ゴミ捨て場」という結びつきだけで暗記していて、なぜ「貝塚」というワードが重要なのか?考えもしませんでした。

それは、縄文時代という当時の「文字がない」という時代背景を知らなかったからです。

現代日本人の僕らは、文字なんて誰でも読めるし、便利な物で溢れてるから、「なぜ当時の生活がわかるんだろう?」という発想になりにくいと思うんですよね。

「小野妹子が遣隋使として、船で隋(中国)まで出かけました。」

ということだって、当時にはナビもなければコンパスもない時代背景を考えたら、海を渡るということが命懸けの行動あることがわかりますよね。

教科書にはサラっと一文で書かれていることは、僕らにとっては普通かもしれないけど、当時の人にとっては命懸けだったりするわけです。

ゆうすけ

「命を懸けてでも成しえたこと」と考えると、歴史の教科書に残る理由がわかります

こんな風に、現代の生活のあり方や価値観や常識は置いてけぼりで、何が起きたという事実だけを学ぶから、そこに乖離ができて日本史がつまらないと感じてしまうのかなと思いました。

登場人物が多すぎる

超ざっくり言うと2000年の歴史が、1冊の本にまとまって教科書ってできていますよね。

その長い歴史の中で、超重要人物だけをピックアップしたとしても、登場人物多すぎワロタです。

最近読んだ脳科学の本には、こんなことが書かれていました。

人間が並行処理できることは7つ前後である。だから小説やドラマでも、主要な登場人物が7人を超えると、凄く複雑なストーリーに感じられる。

ゆうすけ

もちろん、日本史に登場する重要人物は並行的に語られるわけではないですが、僕にとっては人物名を覚えるのは至難の業でした…。

だってですよ!よく考えてみたらおかしな話です!

現実世界で会った人ですら、顔と名前が一致しないことがあるのに、会ったこともない、なんなら顔写真すらない歴史上の人物が何をしたかなんて、簡単に記憶できるわけがありません。

楽しいと思えるほど学ぶには知識が膨大に必要

日本史を学ぶって、つまり、これまでの日本の出来事を物語として学ぶってことですよね。いつ、だれが、何をして、どうなったのか。それの繰り返しです。

僕らは物語を読むときに、例えば、ある一人の一生を描いた小説であれば、60年とか、それぐらいの時間感覚のものを、2~3時間かけて読むわけです。

何が言いたいかって、それぐらい物語を読むというのは時間のかかることだということ。

例えば・・・

歴史小説だと司馬遼太郎さんがとても有名ですが、代表作の「竜馬がゆく」「坂の上の雲」はそれぞれ、8巻で完結するような長編です。

先ほどの、時代背景を知ると面白くなる、という話にも通じますが、面白いと感じるためには、それなりの知識も必要なのかと思います。

ゆうすけ

そして、その「それなりの知識」が結構多いなと…

まとめ

  1. 時代背景を知らずに事実だけ勉強してしまうから
  2. 登場人物多すぎ
  3. 楽しいと思えるほど学ぶには知識が膨大に必要

ここまで「日本史がつまらないと感じる3つの理由」について主観たっぷりで書きました。

学生のときから時間が経って、苦手だった歴史を学び直してみようと思ってみたら「やっぱり難しいな…」と感じてしまいましたネ…。

僕なりに日本史が苦手な理由を整理してみたうえで、今度は歴史小説を読んでみようかなと思います。

追記:おすすめ本

す、すみません。↑こんな記事を書いておきながら、いま僕、日本史を勉強するのがとても好きになりましたww

僕を日本史好きに変えてくれたのは1冊の本がきっかけです。その本がコチラ。

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放送作家・小説家として超有名な百田尚樹の日本史の通史本です。

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509P

私たちは何者なのか―。神話とともに誕生し、万世一系の天皇を中心に、独自の発展を遂げてきた、私たちの国・日本。

本書は、2000年以上にわたる国民の歴史と激動にみちた国家の変遷を「一本の線」でつないだ、壮大なる叙事詩である!当代一のストーリーテラーが、平成最後の年に送り出す、日本通史の決定版!

この本の何がいいかって、「日本の歴史の素晴らしさが書かれていることによって、日本に生まれてよかったなぁ」と思わせてくれるところです。

これはどの国に共通して言えることだと思いますが、先人たちの数多の功績や苦悩の上に、僕らが生きているわけで、、、。

日本ってええ国やん

と思わせてくれて、シンプルに読んでいて気持ちがよかったです(多くの歴史本って出来事がツラツラと書かれているだけなことが多いので…)。

著者自身が日本という国をどう見ているのか?本書は、百田さんのエモい言葉が添えられた日本史の通史です。

509Pとちょっと厚めの本ですが、僕と同じように「日本史を学ぶのが苦手・・・」と感じる方に、ぜひ読んで欲しい1冊です。

ゆうすけ

歴史を学ぶのが楽しくなりますよ!