ゆうすけ
僕は18卒で入社した会社をわずか7ヵ月で退職します。2018年の12月中旬に会社を辞めます。
会社の他に、生活していけるような収入源はありません。なので、もちろんですが退職することはとても不安です。
それでも、今の僕にとっては退職した方がいい、という結論に至りました。
この記事は、まず僕の自己紹介を軽く述べたあと、僕が退職を決断した8つの理由を書いています。
ゆうすけ
自己紹介
年齢:25歳
学歴:地方国立大学大学院修了(工学専攻)
キャリア:通信機器メーカー7ヵ月
副業:資料代行作成・イベントのお手伝いor主催
大学院まで進学したので、学部卒の人に比べると2年遅れて就職しました。
工学専攻で通信技術に興味があったので、通信機器メーカーを志望。技術職希望で入社していますが、1年間は営業をやることになっているので、今は営業職です。
もともと個人の力で稼ぐ事に興味があって、会社に勤めながら副業としていろいろ模索していました。副業の収入が先月は2~3万円でした。
退職を決断した理由8つ
理由はたくさんある。たくさんなかったら入社してすぐ辞めない。ずらーっと並べていくので、気になる所だけ読んでもらえたら嬉しいです。
1.会社の先輩たちをみてがっかりした
まだ入社したばかりで関わった人が少ないからこういう事言うのはどうかと思うけど、カッコイイ先輩が少ない。ほぼいない。仕事に対して情熱を持って取り組んでいないように見えてしまう。
「残業はしたくない」「自社の製品に誇りを持っていない」「上司に怒られないように仕事をしている」「隙を見てサボる」「飲み会では上司の愚痴」、、、こんな感じ。
よく、「会社にいる先輩たちは将来の自分を映す鏡だ」というけど、おれはいま挙げたような事を口にする人になりたくない。
2.会社にいても自分の場合は成長できない
入社してみて会社の実態を知っていくにつれて、仕事へのモチベーションがなくなっていくのがわかった。ずーーっと、時間を消耗している感覚。
対して、周りの同期は楽しそうに仕事に取り組んでいる。7ヵ月という短い期間でもどんどん僕と同期の差が離されていくことがわかった。
退職の意を上司に伝えたとき、僕は「自分を変えるために、まず環境を変えたい」と言った。そのとき「いま頑張れていないことを環境のせいにしてないか?」と言われた。
でも、「この環境のままじゃダメだ…」と感じた事はパッと思ったことではなくて、この短い期間に何回も感じたこと。
この環境に居続けても成長できていないことを、僕自身が一番実感してる。
3.若くて家庭を持っていない今が新しいことにチャレンジするチャンスだから
僕はいま25歳。未婚。なんなら結婚を見据えた彼女もいない。家庭を持っていないから何をしてもいいってわけじゃないけど、結婚してパートナーができれば、それだけ責任が伴うのはたしか。
それがない今は自分が思うように動けるチャンスなんじゃないかな、と思う。
4.「個人」で稼ぐ事を目標としているから
今から約2年前、ブログで生計を立てている人をネット上で知った。しかも彼らは僕と同年代の若い人達だった。
企業に就職して会社員として働くことが当たり前に感じていた僕にとっては衝撃だった。
そこから、フリーランスという働き方を知った。自分の得意なスキルを使って個人で仕事をしている人はかっこよくて僕もそうなりたいと思った。
会社内に目標があるわけじゃないから、会社に居続ける事はそもそも努力の方向性が間違っているということ。
「じゃあ、なんで就職したの?」といろんな人から質問を受けるので答えておくと、理由は2つ。
- 自分には稼げるほどのスキルはないと思っていた
- 会社員として働くとはどういう事か知りたかった
5.失敗しても再就職すればいいから
会社を辞めたあとは、いま副業として取り組んでいることや、このブログに注力していこうと思う。
ぼんやりとだけど、1年間は頑張って、それでも生計のめどが立たないようであれば、そのときは再就職しようと考えてる。
いまは、企業の人手不足が叫ばれている。売り手市場と言われているし、M&Aをしていく中小企業は増えている。
環境を変えて、僕が必死になって頑張れば自分のスキルはあがってるはず。少なくとも今の会社に居続けるよりは成長できるはず。
そうなれば、拾ってくれる企業はあるはずだし、もし必死に頑張れなかったとしたら俺という人間はそこまでだ。
独立を目指しても明日死ぬわけじゃない。
6.月に20万円も稼ぐ必要がないから
僕の場合、大学院卒なので学部卒の人に比べるとプラス約2万円くらいお給料を貰っています。なので、大体手取りがやく20万円。
貯金をするならお金は貰えるだけ嬉しいですが、僕のいまの目標は貯金ではないです。
支出はスマホで管理しているので、月の収支がわかるのですが、使いすぎた月でも収支がマイナスになることはありません。
しかも、ぼくは営業をやっていて昼ご飯をすべて外食していたり、会社の人との飲み会に参加したりと食事代の出費が大きいです。
調子に乗って英会話教室やボイストレーニングにも通っていたのでこのあたりをなくすと、かなり支出を削減することができます。
固定費(家賃・携帯代)と変動費(食費・交際費・雑費)を抑えられれば、僕の場合は月10万円程で済みます。
7.退職してもしばらく生きていける貯金があるから
今日辞めたからと言って、明日死ぬわけじゃないです。
なにも仕事をせずに、普通の生活をしたとしてもだいたい半年は生きていけるだけの貯金があります。
もちろん、ずべての支出を貯金から切り崩していくわけではないので、半年後に死ぬってわけでもない。。
8.退職することで会社のありがたみを知る
なんだそれ。っていう理由かもしれないですけど、「大切なものは失ってから気づく」じゃないですか。そう、そうです。
この理由見て馬鹿にする人いるかもしれないですけど、世間には「税金こんなに引かれるのかよー」とか文句言う人いますよね!?
いやいや、ちゃんと税金を正しい金額納める手続きしてくれるの会社だから!!なんなら社会保険料は半分会社が負担してくるから!!
他には、年末調整も会社が手続きしてくれますよね。健康診断、インフルエンザの予防接種とか、、。
会社を離れて、そういったありがたみを肌で実感できれば、もし次就職するときがきたら、会社に文句言えなくなると思うんですよね。
あと、こういう手続きって自分でやることによって理解が深まると思うんですよね。自分の国のお金(税金)の事なのに、何も知らないってのはおかしな話かな、と思います。
最後に:会社に居続けることも大きな決断
以上、僕が退職を決断した理由を長々と書いていきました。会社を辞めようか考えてる人たちの、何か参考に少しでもなれば幸いです。
最後に、僕が考える「会社に居続けることも大きな決断」である、という話をしたいと思います。
「会社を辞める」ということは、大きな決断であることは間違いないです。だとしたら、会社を辞めようか迷っているのに「会社に居続ける」ということも大きな決断のはずですよね?
ここでひとつ余談…
最近、株の本を読んだときに「損切り」という言葉を知りました。これは、一度買った株の株価が下がったときに売って、損失をそこまでで抑えようということです。
ここで、「一度買った株だし…まだ株価が上がるかもしれない」とためらってしまうとより多くの損失を生んでしまうというわけです。
そこで、どういった基準で損切りをすべきか。それは、フラットな状態で考えてみて“今”その会社の株を買いたいかどうかだそうです。
僕は、勤めている会社の現状を知った今、その会社に入りたいと思えません。勝手な行動・言動なのは承知です。
そう考えると、会社を辞めようか迷っている人は、“今”その会社に入社したいか考えるといいと思います。
\以上です!長くなりましたが最後まで読んでいただきありがとうございます!/