一人暮らしを始めるにあたって、「初期費用が高くて払えない!」と思っていませんか?
ゆうすけ
不動産屋さんで初期見積もりを出してもらったとき、「え、部屋借りるのにこんなにお金かかるの?」と目が点になったよね。
そこで「ちょっとでも安く借りてやろう」というドケチな性格がフルパワーで発動して、ネットでアレコレを情報を調べてみることに..。
そしたらなんと、
- 新築
- 10階の部屋
- 駅近(最寄り駅まで数分)
の賃貸を家賃5万円台で、そして初期費用20万円以内という好条件で借りることができました。
(簡単に住所特定できそうで言うの怖いですが、重要な情報なので書くと..)名古屋駅まで徒歩で行けちゃうほどの好立地でした(ニヤニヤ)。
本記事では、僕が実際にやった「初期費用を抑えて安く借りた方法」について書いていきます。
おそらく知っているだけで5-10万くらい安く借りられると思います。初期費用が高くて払えない人、必見です。
リアルな数字で言うと僕は、ちょっと交渉するだけで6万750円安くなりました。
本記事の内容は、僕の実体験をもとに書いています。やり方を真似て不利益を被っても責任は負いかねますので、そこんとこご了承願いますm(__)m
別に、違法なことをしたわけじゃないですよ!笑
目次
一人暮らしの初期費用が高くて払えない人に知って欲しい裏技
まず、前提として今回は「不動産屋さん(仲介業者)を介して部屋を借りる」パターンを想定しています。
仲介業者さんを挟まない場合、かなり安く済むはずなので「高くて払えない!」ということにはなりにくいはずなので。
そして、この「仲介業者さん」がぼったくりをしてるパターンが往々にしてあるそうです..。
「なんかよくわからないから、不動産屋に全部お任せ~♪」というの…….
結構損してますよ!
敷金・礼金がないところを探そう
敷金
部屋を退去するときの原状回復(生活でできてしまった傷などを直す)費用として、入居前にあらかじめ払う準備金のようなお金です。
基本的には、原状回復にかかった費用が差し引かれたお金が戻ってきます。家賃1カ月分が目安。
礼金
文字通り、部屋を所有する大家さんに対して、お礼の意味として支払います。敷金と違って、退去時に返金されることはありません。
最近では礼金なしの物件も増えています。家賃1カ月分が目安。
SUUMO 『敷金・礼金って何? 違いは? 敷金・礼金ゼロの物件があるのはなぜ?』より
つまり..
- 敷金:問題なければ返ってくるお金
- 礼金:「大家さんありがとう!」で渡すお金
敷金は修繕費用の保証金として徴収するのはわかるのですが、問題は礼金です!
詳細はわかりませんが、部屋を借りるときに礼金を払うというのは、古くからの慣習の名残りだと言われています。
ゆうすけ
敷金・礼金を不動産屋さんに交渉して下げてもらうよう交渉することはできるみたいですが、それなら最初から「敷金・礼金なし」のところを探しましょう。
最近だと、探せば結構ありますよ!!
無駄なサービスをなくしてもらおう
見積書を見ると、不動産屋さんにぼったくられてる可能性が高い項目があります。
これら項目を見つけた場合は「このサービスをなくしてもらえますか?」と言ってみましょう。
僕はこの一言だけで初期費用が約3万ほど安くなりました。
むやみやたらに拒否するのではなく、サービスの内容を聞いて、いらないと思ってからなくしてもらいましょうネ。
- 書類作成費
- 簡易消火器
- 害虫駆除費系
- 安心サポート系
これらは、見積もりに組み込まれてたら、絶対つっこみましょう!
札幌で「不動産仲介店舗ガス爆発事故」が起きました。
これは、害虫駆除・抗菌・室内消毒に使うスプレーを廃棄する際に、ガスが引火して爆発した事故です。
本来であれば、スプレーを除菌のために使わなければいけないのに、使わずにテキトーに処理したがゆえに起きた事故でした。
この事故によって、「害虫駆除費」と書いてお金を徴収しているのにも関わらず、その処理をしていなかったことがバレてしまいました。
ウィキペディア:札幌不動産仲介店舗ガス爆発事故
ゆうすけ
- 仲介手数料(後述)
- 火災保険(2年間で2万以上なら交渉)
- 鍵交換費(2万くらいなら交渉)
このあたりは個人的に「絶対に交渉すべき!」という点ではないですが、確認しておきましょう。
特に、火災保険は大体「2万円以上/2年間」くらいの値段で書かれているところが多いので、これくらいが相場だと思ってしまいますが、自分で契約すればもっと安く済みます。
- お部屋を借りるときの保険
(年間4000円~) - 住まいる共済
ゆうすけ
僕は新築だったのでそもそも鍵交換費用がなかったのですが、交換の必要がないと思ったらゼロ円にしてもらいましょう(防犯上のリスクは多少なり、あると思うのでそのあたりはご注意を)。

実際の僕が貰った見積書の一部
- 防虫抗菌クリーン代:19,250円
- 暮らし安心サポート:16,500円
新築で綺麗なことと、安心サポートはいらないと感じたため、この2つ合計35,750円をカットしてもらいました。
仲介手数料は0.5ヵ月分まで
仲介手数料は一般的に1ヵ月分と書かれているパターンが大半ですが、原則0.5ヵ月分という裁判の判決もでています。
不動産屋さんは基本的に仲介手数料で利益を得ていますが、取っていいのは「借主」と「大家さん」とを併せて家賃1ヵ月分までです。
不動産は「依頼者の承諾があれば」どちらか一方から上限1ヵ月分を貰うことができます。
つまり、「よくわからないけどこれでOK!」と払ってしまうと、詳細な説明を受けることなく、勝手に承諾してしまうことになります。
ゆうすけ
僕は家賃5万代の賃貸だったので、仲介手数料は半分にしてもらうよう交渉して、約2万5千円以上カットしてもらいました。
不動産屋さんとはスムーズなやり取りを心がけよう
ここまで「無駄なサービスはなくそう!」「交渉して安く借りよう!」と書いてきました。
こういった交渉が通りやすくなるよう僕が心がけたことを書きます。
簡潔にわかりやすく言えば不動産さんに「この人めんどくさいな..」と思われないことです。
- この項目なくして!
- 仲介手数料も下げて!
- 新しく見積書作って!
言っちゃえば上記に書いてきたことは、これらのお願いをしています。
部屋を貸す側の目線で考えればわかりますが、利益を削られるようなことばかり言われると「この人に貸したくないな..」と思われても仕方ないですよね。
となると、「その条件なら無理っす!」ときっぱり断られることだってあるでしょう。
ゆうすけ
こういったことを踏まえて僕がやってきたことをまとめます。
- 自分で調べられることは調べる
- 書類をスムーズに用意する
- 借りる意思を明確に示す
当たり前ですが、不動産屋さんの負担にならないよう極力、わからないことをなんでも聞くのはやめましょう。
あと、借りる側で用意する書類等、必要になってくると思うので、その時はできるだけスムーズに用意することも大事だと思っています。
ゆうすけ
あと大事なのは、借りる意思を明確に示すことです。
「この物件で借りたい」という意思のうえで、「ここを削ってもらえませんか?」「仲介手数料を安くしてもらえませんか?」という交渉をしましょう。
不動産屋さんからすると、借りる気もない人に時間を使うのは嫌ですよね。
「安くしてほしい!」というのは借りる側の意思であり、不動産屋もぼったくってる側面はあると言えど、お互いが気持ちい取り引きができるのがベストですよね。
おすすめの賃貸サイト
ここからは、以上を考慮したうえで「一人暮らしの初期費用が高くて払えない!」という人向けにおすすめの賃貸サイトを紹介します!
一番おすすめ:OHEYAGO(オヘヤゴー)
OHEYAGOは2019年9月に誕生した新しいサービスです。
賃貸っていろんな情報を見ないといけないので、借りるのに一苦労しますよね。
しかも上記のように、不動産屋にぼったくられる可能性が往々にしてあります..。
お部屋を「簡単に・安く」スマホで借りられるようになったのがOHEYAGOです。
ちょっと愛知県で部屋を検索してみると「え、こんな安く借りられるの..??」と思う物件が見つかりました。

例えばこんな物件(敷金・礼金・仲介料ぜんぶ無料。笑)
大手のサイトだと書かれていないのですが、初期費用の見積もり概算まで一緒に書かれているので「この物件よさそうだけど、いざ見積もり書だしてもらったら高くて払えねぇ」なんてことがありません。

文字が小さくてスミマセン!
スマホが普及して便利なサービスが出てきてますね。
ただ、やっぱり新しいサービスなので掲載されている物件の数が少ないのが難点…。
ゆうすけ
定番大手サイト
やっぱり定番の大手サイトだと物件数がめちゃくちゃ豊富ですね。
大手のサイトだから安心!というわけでは全くないので、安く借りられるようにやれることはやりましょう!
「多少高くてもいいから、いろんな候補から選びたい」という人はこれら大手サイトで探してもいいと思います。
例えば、こういった大手サイトから探すのでも、複数の仲介業者から相見積もりを取って、一番安い業者から部屋を借りることで、安く借りることはできます。ちょっと手間ですが・・・。
仲介手数料無料:ウチコミ
ウチコミは大家さんと直接契約を交わすことができる賃貸情報サイトです。
不動産屋(仲介業者)を挟まないことによって、仲介手数料がかからず、安く借りられることができます。
本来であれば、仲介手数料は余計なお金なはずなので、この仕組みは非常に合理的ですよね。
これからどんどんこういったサイトは増えていくと思います。大家さん側からしても、大手の賃貸サイトに掲載するのは広告料としてお金がかかるはずなので。
さきほど紹介した【OHEYAGO(オヘヤゴー)】 に次いでおすすめのサイトです。
おまけ:電力・ガス会社も選ぼう
これはおまけ程度ですが、電力・ガス会社もできるだけ安く済ませられる会社を選びましょう。
2016年から新しく電力自由化が始まりました。これまで電力会社を選べなかったのですが、各社のプランやサービスを見て選べるようになったわけです。
で、この波に伴って、低品質なサービス(無駄なオプションをつけてきたり..)を提供する会社がでてきているみたいです..。
ゆうすけ
その点、「東○電力」「東○ガス」と言った誰でも知ってるような会社であれば問題ない気はします。
仮に、聞いたことのないような会社であっても評判が良ければ問題ないと思います(電気・ガスを通す配線・配管は変わらないわけですし)。
一人暮らしであれば、めちゃくちゃ大きな金額になるわけでもないですしね。
僕は電気とガスをセットで払いたかったので、東邦ガスで契約しました。
最後に:大事です
- 賃貸サイトをきちんと選んで
- 無駄なサービスを削り
- 仲介手数料を0.5ヵ月分にしてもらった
僕の場合、これらをやっただけで6万750円、初期費用を安く部屋を借りることができました。
不動産屋さんに「ここ削って、仲介手数料を0.5ヵ月分にしてください」とちょろっと伝えただけで約6万円も安くなるのは明らかにお得ですよね。
僕自身、お金に余裕があるタイプではないので、できるだけ安く済ませられるよう調べてから行動しました。
引越しなど、新しく部屋を借りるときって初期費用がびっくりするくらい掛かりますよね。
その中でもきちんとしたやり方で、知ってるだけで5~10万円ほど安くなるなら、知っておいた方が全然お得であることは間違いないです。
ゆうすけ
YouTubeなり記事なりで、詳細な情報が見つかると思うので、ご自身できちんと調べてからお部屋を借りることをおすすめします。
特に1つめの動画は長いですが、かなり詳細にわかりやすく解説してくれています。
そのうえで、不動産屋・仲介業者さんと気持ちよくやり取りしましょう(ただのクレーマーにならないようにネ!)。