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発明王のエジソンは
「失敗王」でもあった!
ゆうすけ
今回ご紹介する学びは「偉人の失敗から学ぶ人生論」についてです。
コチラの『失敗図鑑』という本をもとにご紹介します。
- 大野正人 著
- 文筆家
- 絵本作家
エジソンは発明王であり失敗王
電球や蓄音機などを発明したエジソンは、たとえ1000回失敗しても、それは「1000回うまくいかない方法を発明しただけのこと」という考えを持っていたことは有名ですよね。
1000回の失敗なしに
1の大成功を作ることはできない
エジソンは、失敗することを好意的に捉えており、大切なのは「どうして失敗したのかを考えること」だと語っています。
「失敗は成功の母!」ということでコチラの『失敗図鑑』では、
- ライト兄弟
- 夏目漱石
- スティーブ・ジョブズ
などなど…誰もが知っている24人の偉人がやらかした失敗が紹介されています。
失敗と言うよりは、偉人が成しえた成功までの道のりと言ってもいいかもしれません。
偉人が紹介される際は、その栄光や功績に着目しますが、偉人だって僕らと同じ人間です。
ゆうすけ
野口英世の失敗談
僕が本書を読んで一番印象的だった偉人の失敗談をご紹介します。
それが、千円札の肖像画にもなっている野口英世の失敗談「調子にのる」です。
アフリカで多くの人たちが苦しめられていた「黄熱病」を研究していた人です。
そんな英世の失敗は、調子に乗ってお金を好きなだけ遊びに使い切ってしまう、というものです。
しかも遊びに使うお金は、自分で稼いだお金ではありません。
英世は将来を期待されていたので、いろいろな人からお金の援助を受けていて、そのお金で遊びまくっていたそうです。
つまり、英世は「親切な人の気持ちを裏切る」という失敗をたびたび繰り返していたのです。
しかし、英世のもとにはそれでもお金の支援する人がいました。
それはなぜかというと英世には「信用」があったからです。
アメリカ人研究者から「日本人は寝ないのか?」と思われるほど、研究に対しては努力をおしまない人だったのです。
英世は散財することで信用を失いましたが、研究に対して努力する姿勢によって失われた信用を取り戻すことができたのです。
僕はこれを読んだときにまず思ったのが
ゆうすけ
よく言えば太っ腹な使い方ですが、まさか、遊びにお金を使いすぎて人から支援を受けていた人が、お札の顔となっていたなんて…
ゆうすけ
自分の武器を磨くことの大切さ
もちろん感想はそれだけではなく「自分の武器を磨くことの大切さ」を感じました。
野口英世は「人のお金を遊びに使う」という信用の失い方をしましたが、信用を取り返すために、仕事をしてお金を返したわけではありませんでした。
そもそも、英世は「研究に取り組む姿勢や、その才能」によって信用を得ていたわけです。
英世が研究に取り組むという形で信用を取り返したことから、失敗をして信用を失ったのであれば、そもそもなぜ信用されていたのか?を考えるべきなのだと感じました。
ゆうすけ
キングコング西野さんの失敗に対する考え方
僕の好きなキングコング西野さんは近畿大学のスピーチで
失敗は理論上存在しないので
みなさん挑戦してください
と言っていました。
失敗と言うのは、その時点で諦めてしまったときに起こるものであって、それを、
- 笑い話のネタに変えたり
- 経験として学びに変えたり
と、プラスに使うことができれば、過去の失敗を塗り替えることができる、ということです。
そうやってデキる人ほど、失敗を「ネタ」や「勉強」「経験」「成功までのただの過程」と捉えている気がします。
ゆうすけ
まとめ:こんな人におすすめ
おさらいすると紹介したコチラの本は、
- 夢や目標を持って行動している人
- 失敗して落ち込んでる…という人
におすすめしたい一冊です。
一見華やかに見える偉人たちだって僕らと同じ人間です。
ゆうすけ
『失敗図鑑』は読んでいてクスっと笑えるだけでなく、失敗を通した教訓も学べて、ここ最近読んだ本の中で一番良かったです..!!
人生には絶対に失敗してはいけないときがある。
例えば、命がかかっているときとかな。
本書より