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【寓話】『鎖につながれた象』から得られる教訓|できないと思い込むなんてナンセンスだよ

【寓話】『鎖につながれた象』から得られる教訓|できないと思い込むなんてナンセンスだよ

\動画で見たい方/

ゆうすけ

どうも、根拠のない自信がある、ゆうすけです

今回は「鎖につながれた象」という寓話をもとに学習性無力感についてお話しようと思います。

この記事は、やってみたいことがあるけど「自分なんかじゃ無理…」と思ってしまう人に見て欲しいです。

「鎖につながれた象」

著者紹介

この寓話はホルヘ・ブカイというアルゼンチンの精神科医の方が書かれた物語です。

本書内容紹介

寓話は人生の問題を象徴している。笑いながら「なるほど」と気づいたとき あなたの真実がそこにある。カタいアタマを揉みほぐすスペイン語圏で大ヒットの寓話集。

Amazonページより

あらすじ

サーカスの象は小さい頃に、鎖で繋がれて逃げられないようにされます。

 

象はまだ小さいから、逃げようとしても足枷を壊すほどの力がないため、逃げることを諦めてしまいます。

 

象は大人になって大きな体と力を手に入れても、逃げようとしません。

 

それが、たとえ鎖の先に小さな声だが結んであるだけでも。

この物語は「自分にはどうせできっこない」という思い込みの間違いを指摘しています。

この「何をやってもムダ、だから諦めよう」という感覚は、学習性無力感と呼ばれています。

学習性無力感とは、長期にわたってストレスの回避困難な環境に置かれた人や動物は、その状況から逃れようとする努力すら行わなくなるという現象である。

1967年にマーティン・セリグマンらのオペラント条件づけによる動物実験での観察に基づいて提唱され、1980年代にはうつ病の無力感モデルを形成した。

現状に不満・ストレス・不安を抱えながらも、動き出さない状態を指します。

できないと思い込むのはナンセンス

ゆうすけ

この寓話って共感できますか?

たしかに、この感覚って大なり小なり誰にでもあると思うんですよ。

僕の中にも、あるとは思うんですけど、僕はほとんど自覚していないんですよね。

僕が不満・不安を抱えていること

  • お金がないこと
  • 歳を取ったときに残念な大人にならないこと

じゃあそれで「別に貧乏でも幸せだし…」とか「自分の存在なんて別にその他大勢でいいや…」とは1ミリも思わないんですよね。

ゆうすけ

あ、当たり前ですよね…??

お金がないなら、どうやったらお金持ちになれるのか考えて行動するし、その他大勢の存在ではなく、いかにオリジナルな存在になれるのか考えて行動するわけです。

できないからやる!僕の実践例

僕は、学校を卒業して社会に出てからまだ二年目と、社会人経験が浅いから、自分はできないことばかりで、やってみないとわからないことばかりなんですね。

ブログ

「ブログで稼ぐぞ!」と思い立ってちょうど1年前にこの個人ブログを開設しました。

収益化を目的にしたブログなんて書いたことがなかったし、知らないことだらけです。ただ、そこには自分の中の「まぁ、いけるっしょ」みたいな根拠なき自信があったんです。

ゆうすけ

まぁ、その自信はあっさり打ち砕かれましたが…。

そのブログ収益はというと、1年続けてようやく月3000円稼げるくらいです。

「数ヵ月で●万円稼いだ!」という人がゴロゴロいる世界なんで、成功とはとても言えない結果しか出てません。

YouTube

これで懲りたかと思いきや、次はYouTubeです。

YouTubeは始めてからもうすぐで半年が経とうとしています。

ゆうすけ

「ブログでは失敗したけど、YouTubeだったら…」という謎の自信を胸に始めました

半年くらいやったら収益化できるだろ、とか思ってましたが、収益化まではまだまだ全然足りません…。

これがブログ収益0円、チャンネル登録者数0人とかだったらさすがに、学習性無力感に陥ると思いますが..。

挑戦に年齢は関係ねぇ

こうやって、僕が恥知らずで挑戦できるのは、「まだ若いから」とか「何も知らないから」ではありません。

これについて、僕が好きなエピソードを紹介します。

2018年、エレファントカシマシの結成30周年を記念して、エレカシ・ミスチル・スピッツの対バンが、さいたまスーパーアリーナでありました。

ゆうすけ

エレカシの宮本さん、ミスチルの桜井さん、スピッツの草野さんって3人とも、50歳前後なんですよ

その中で宮本さんは「40代は若者の老齢期だけど、50代は老人の青春期」と言っていたことを受けて、草野さんは「だから、僕らはいま青春を生きています」という風に言っていました。

50歳の言っちゃえば、おじさんが、青春を生きてて、ギターを持ったら何万人も魅了して、名曲を作り続けようとして…

ゆうすけ

そんな姿を見て、めちゃくちゃカッコイイなと思ったし、年齢を基準にアレコレ考えるのって違うなと思いました

「鎖につながれた象」のサイドストーリー

「鎖につながれた象」に話を戻すと、この物語にはサイドストーリーがあります。

ある象は、自分の力で鎖をちぎって、自分の生きたい世界、野生に飛び出すんです。

 

サーカスに残った象は何を思ったかというと「サーカスを出たら、食料にありつけないかもしれない」とか「野生の動物に襲われるかもしれない」といって、自分が飛び出さないことを正当化するんです。

学習性無力感の果ては他人の否定

インターネットって不思議だなと思うのが、現実世界では、特定の誰かを誹謗中傷するとか、面と向かって批判をすることはないのに、ネットの世界だと当たり前のようにありますよね。

誰かを否定して、自分を正当化する。学習性無力感に陥ってしまう、その先は、誰かを陥れようとするものなんだな、と思いました。

ちょうど最近、韓国のアイドルの方が、SNSの悪質なコメントに追いやられて、自殺に走ってしまったそうです…。

参考 韓国芸能界でまたもや自殺……ソルリを苦しめたのは「悪質リプライ」と「女性嫌悪」か文春オンライン

ゆうすけ

他人を引きずるのはやめてくれよ…

僕がいま一番嫌いなのは、テレビに映る才ある人を見て「あの人は特別だから…」と言い訳することです。

そうやって、何もない自分を正当化するのではなく、自分に小さなイチを足していくことに努力できる人間ではありたいと思います。

まとめ

今回は、ホルヘ・ブカイさんの寓話『鎖につながれた象』についてアレコレと書いてみました。

できないと思い込むなんて、めちゃくちゃナンセンスですね。

ゆうすけ

別に、「オリンピック選手になる!」なんて実現可能性が限りなく低い、壮大な目標じゃないなら、挑戦してナンボでしょう

何が言いたいかって、学習性無力感?んなもんあるか!って話です。