社会派ブロガーのちきりんさん。最近(2020年~)だと新型コロナウイルスによる政治の動向、経済、働き方などブログを書いていることが多いですね。感情論ではなく事実やデータをもとに、自身の考えが盛り込まれていて読んでいてとても勉強になります。
「そうやって社会に対してブログが書けるって、やっぱり読書家なんだろうな~」なんて思ってました。んが、ちきりんさんは年に20冊も読まないくらいだそうです(Voicyで言っていました)。
ちきりんさんがおすすめした本
あまり本を読まないテレビっ子のちきりんさんのおすすめ本を探してみたら、2011年に書かれてる記事がヒットしました(古いw)。以下、Chikirinの日記「夏休み向けお勧め本!」より。
ノンフィクション
- 下山事件完全版―最後の証言
ノンフィクションで、めっちゃオモシロかったのが、戦後すぐに起こった陰謀事件の闇を暴いたこちら。
- 宿命―「よど号」亡命者たちの秘密工作
- 累犯障害者
超シリアスな自分の国の現実に、言葉が出なくなります、心の弱い方は読まない方がいいかも。
- この国は議員にいくら使うのか―高給優遇、特権多数にして「非常勤」の不思議
この世界は、知れば知るほど呆れることばかり・・・
〇〇について勉強したい!
- 経済危機のルーツ ―モノづくりはグーグルとウォール街に負けたのか
これ読まずに日本の将来とか語るのはやめたほうがいいっす。
- 2100年、人口3分の1の日本
- デフレの正体 経済は「人口の波」で動く
社会系の勉強になる
- 不平等社会日本―さよなら総中流
日本のエリートはなんでこんなに“しょぼい”のか、よくわかります。
- 若者殺しの時代
- 日本の殺人
「研究者」ってこういう人なのね、って感心しました。まさに専門家の一冊。
ちきりんの人生観を形成してくれた本
- 人生を「半分」降りる―哲学的生き方のすすめ
- 二十歳の原点
小学生のちきりんが「ちきりんの日記」を書き始めるきっかけとなった本です。
- ライアーズ・ポーカー
- ボッコちゃん
「Chikirinの日記」が究極のお手本にしているのが星新一氏のショートショート。正直言うとちきりんは「悪いけど、星新一氏を読んだことがない人は、あたしに話しかけるのはやめてほしい」とさえ思ってます。
「これを読まずに経済語るな」「星新一を読んでないなら話しかけるな」など、なかなか歯に衣着せぬ率直な感想ですねw
小説
- 大地
この本の中には、人生で起こりえることのすべてが書いてあります。こんな本を書ける才能が世の中に存在することに驚嘆!
- 豊饒の海 第一巻 春の雪
「日本語ってこんなキレイな言語なんだ!」と、しばしページを繰る手が止まるほど感動しました。
- ワイルド・ソウル
- 沈まぬ太陽〈1〉アフリカ篇
- 二つの祖国
その他
- 「相対性理論」を楽しむ本―よくわかるアインシュタインの不思議な世界
- 光車よ、まわれ!
これを読まずに大人になってはいけないと思ってます。
Kindle Unlimitedで読める本
以下、Chikirinの日記「Kindle Unlimitedはかなりお勧め!」より。
一冊だけ選んで本を買うより、Kindle Unlimitedに入ってあれこれ読みながら合ってる本を探し、数ヵ月みっちり勉強するのもいいんじゃないでしょうか。
基本は「紙の本も出版されている=出版社のスクリーニングを通っている」本を選びましょう。
ちきりんさんの著書紹介
ちきりんさん自身の本(全部ではない)です。僕が読んだことある本を紹介します。
未来の働き方を考えよう
僕が大学生の就活中に読んだ本。「次の面接うまくいかなかったらどうしよ…」とか思ってましたが、この本を読んで「人生長いし、就職先で一生を過ごすわけじゃないよな」と認識させてくれた本です。人生100年時代の人生戦略を書いてベストセラーになって「LIFE SHIFT」に似てるのかも。
マーケット感覚を身につけよう
僕はフリーランスとして生きていて「マーケット感覚」が欲しくて読みました。結論この本を読んで、あらゆる物の見方が変わりましたね。
例えば、YouTubeを見ていても「このYouTuberが視聴者に提供している【価値】って何だろう?」「自分は社会にどんな【価値】を提供できるだろう?」などなど。「自分」を仕事にしたい人におすすめです。
自分のアタマで考えよう
社会が作った価値観や常識に囚われずに「自分の頭で考えられるようになりたい」と思って読みましたが、自分にはムズカシカッタです。
ちきりんさんのSNSまとめ
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