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「なぜ自分が、こんなところにいるのか?」
まるで違った世界に放り込まれた人たちは、
いったいどんな風に生きるんだろうね?
ゆうすけ
今回は「人生とは…?」というちょっと哲学チックなお話です。
コチラの「チャンネル・ゼロ」という本をもとにご紹介します。
- イグゼロ 著
- ライター・株式トレーダー
- 個人カウンセラー・企業コンサルタント・セミナー講師としても活躍
なので、一つひとつのストーリーはとても短いのですが、それぞれ、人生や生き方などの考え方を改めさせてくれました。
すべて架空の設定の物語なのですが、現実世界に投影できる内容となっています。
「どうして、嘘の物語を作るのか?」という質問に対し、著者のイグゼロさんは、「真実を伝えるためです」と答えたそうです(ネットの情報なので曖昧ですが…)。
ゆうすけ
紹介する1つの物語に関してはここから先はネタバレになってしまうので、「新鮮な気持ちでこの本を読みたい!」という方は閉じてください。すみません!!
“落とし穴つきエレベーター”
紹介するのは“落とし穴つきエレベーター”というお話(短く伝わるように本文を少し変えて略しています)。
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ある男は、いつのまにか小さな部屋の中に放り込まれていました。
その部屋には、1枚のコインが落ちていて、表には「幸運」、裏には「不運」と書いてあった。
男は好奇心で何気なくコイントスしてみると「幸運」と書かれた表側が上を向いた。
すると、その小部屋全体がスルスルと上がり、今までとは違った景色が見えるようになった。
男は面白くなり、もう一度コイントスをしてみると今度は「不運」がでた。
すると突然、男が立っていた床がパカリと割れ、男は落とし穴にはまったかのように落ちて行ってしまった。
落ちた先は、一度上昇する前に見えていた最初の景色だった。
「なるほど。」この部屋ではコイントスで「幸運」の表が出ると一階上昇し、「不運」の裏がでると、落とし穴が開く、という仕組みらしい。
コインの表裏の確率は50%で幸運が続くこともあれば、不運が続くこともあった。
これを繰り返していくうちに、男はあることを試してみることにした。
「不運」がでたとき、床がパカリと開き、男は下の階に落ちそうになるが、その時、男は必死に床にしがみつき、なんとか下の階に落ちないようにへばりついた。
しばらく必死に頑張っていると、床は元に戻り、下の階に戻されることが免れた。
ときには「不運」が連続してでたときは、疲れて耐え切れずに、頑張っても下の階に落ちてしまうこともあった。
もう何回コイントスをしたかわからなくなったある時。
男は四方に広がる、以前ならば想像もできないような世界の景色に驚きの声をあげた。
男は、胸から湧き上がる感動を押さえられず涙を流した。
“落とし穴つきエレベーター”の感想
いかがだったでしょうか。
僕は、この物語を読んで、
ゆうすけ
挑戦することとか、頑張ることって疲れるけど、、、ぼーっとしてたら、最高の景色に出会うこともできないし、なによりつまんない。
コイントスしまくって、ジェットコースターみたいな人生歩んで、
ゆうすけ
みたいな感じで死にたいなと。笑
世の中、自分でコントロールできないことばかりで、ときには嫌なことだらけのときだってありますよね。
- めっちゃ勉強頑張ったのに受験に失敗して落ちたときとか、
- すんげー好きだった彼女に振られたときとか、
- 好きなことを仕事にしようと思って会社辞めたときとか、、、
生きるのってそのときどきでめっちゃ疲れるなー、って思うんだけど(マジで人生ハードモードだわ..)、
いまの自分には想像できないような景色に向かってるって思えば、もっと頑張れるなって思いました。笑
ゆうすけ
まとめ:こんな人におすすめ
おさらいすると紹介したコチラの本は、「嘘の物語で真実を知りたい人」におすすめしたい一冊です。
ゆうすけ
(めっちゃ面白そうな本じゃないですか?実際面白いのでぜひ読んでみて☆)
ちょっと余談…
僕は普段こういった架空のお話や小説ではなく、事実に則したノンフィクションの本ばかり好んで読みます。
ただ娯楽として本を読むのではなく、読書によって、現実世界に活かせるように、と思っているからです。
そんな僕にはこの「真実を伝えるために、嘘の物語を作る」という言葉のように、イグゼロさんの作る物語は、現実の僕の考えや行動に影響を与えてくれました。
男はふと「そういえば、コイントスをしない、という選択肢もあったな」
という考えがよぎったが、自分の考えに、ひとり苦笑いした。
「バカバカしい。コイントスをしなかったら、この世界にいる意味なんて、ないじゃないか」
「ラクに本の情報を取り入れたい!」という人は、Amazon audibleで本を聴くのがおすすめ
ゆうすけ
