先日、本屋に行ってきたときに感じたこと。
本屋が与えてくれる「気づき」と「きっかけ」
気づき
本屋ってやっぱりいい。あれこれと本を見ていたら1時間くらい時間が経ってた。
本屋は、自分の潜在的な好奇心に気づかせてくれる。
前回、本屋に行ったときはこの3冊が目に留まった。
特に面白そうだと思ったのが一番左の『時間は存在しない』という本。
僕は物理学者でもなんでもないので、普段「時間って何なんだろうなー」なんて考えたりしない。
けど、この青色の表紙が目に留まって、興味を持って、手に取って、面白そうだと感じた。
これはネットサーフィンでは得られなかった体験。この瞬間があるから本屋が楽しい。
別に、時間が存在するか?しないか?なんてことを知ったからと言って、誰かからよく見られそうだとか、お金持ちになれそうだとか、はたまた自分にとって得かすら知らないけど。
知らないことを知ろうとする作業が楽しいと感じる。
ストレートに楽しいと思うことをすればいいのだから、人間に組み込まれた上手な機能だと思う。
「大人になると新しいことを知る機会が減って体感時間が短くなる(ジャネーの法則)」と言われているけど、大事なのは体感時間が短くなるのは「大人になったから」ではなく「新しいことに触れないから」だ。
子供が目を輝かせながら初めてのモノを見る、あのときの感覚は子供だけの特権ではない。
きっかけ
僕は本がきっかけとなって、物事の見え方が変わったり、行動が変わったりすることが多い。
例えばこうやってブログで文章を書いているのも、素晴らしい本に出会って「僕もこんな文章が書ける人間になりたい」と思ったからというのが理由のひとつだったりする。
「0と1は全然違う」とはよく言ったもので、本当にその通りだと思う。
「気づき」が「きっかけ」となって、それが派生して趣味になったり仕事になったりして個性が創られていく。
気づかないときっかけは生まれないし、きっかけがないと続きはないのだから当たり前だけど。
そう考えると、僕の行動の出発点は本屋なのかもしれないな・・・w
たったの一行が自分を変える
池田紀行さんが書かれた『20代よ、年間100万円分の本を読め』というnoteにはこんなことが書かれている。
よく、「評判が良いから買ってみたけど、正直期待はずれだった」という声を聞く。
でも、本というものは、たったの一行でも琴線に触れることがあれば、それで十分元はとれているのだ。
その「たったの一行」が、あなたの小さな意識を変え、行動を変え、いずれ人生に影響を与えているのである。
読書というと、隅から隅まで読まないと損した気分になったりするけど、「たった一行」でいい。
自分の中でぼんやりと思い描いていたこと、なんだかよくわからない感情や、どうすればいいのかわからない悩み。
それらのヒントとなる言葉に出会えるだけで、それがきっかけとなり、人生に大きく影響を与えることがあるのだ。
ちょっと方向転換をするだけで長い距離を歩いたときに大きな差になっていることに近い。
「言語化できただけで、その問題の半分は解決したようなものだ」と言われるが、それだけ言語化というのは強い。
だから「たった一行」に出会うために本を読む。
PS
私は、ゆうすけさんのBrainに出会って、サムネイル作成をはじめました!
きっかけをくださってありがとうございます😊— ショコラ@サムネイル作成×男の子のママ (@chocolat_ca) August 30, 2020
自分がだれかの「きっかけ」になるなんて考えたこともなかった。
だけど僕が何かから影響を受けているのと同じように、僕も誰かに影響を与えているのか・・・。
そう思ったのと同時に、良い影響を与えられる人間になりたいと思った。
これってすごいことだ!当たり前なんだけどすげぇ!!
大袈裟に言えば、他人の人生変えてる!!(大袈裟)
言語化が大事とか言っておきながら「すげぇ!」しか出てこねぇ・・・。笑