ゆうすけ
ブログをやり始めた僕にとって面白い本と出会えたので紹介したいと思います。
今回、紹介する本はコチラ
著者の立花岳志さんのプロフィールの一部を本から引用します。
プロフェッショナルブロガー、作家。
1969年東京都生まれ。
年間1000万PVを誇るブログ「No Second Life」主宰。
会社員の傍ら始めたブログが人気を博し、41歳で「ブロガー」として独立。
ブログをちゅうかくにした個人の情報発信で、出版、広告、セミナー運営、企業研修、コンサルなど幅広い分野で活躍中。
引用元:『「好き」と「ネット」を接続するとあなたに「お金」が降ってくる』プロフィール文
この本では、情報発信における土台となる考え方が書かれており、アフィリエイトや稼ぎ方のテクニックが書かれているわけではありません。
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- 本『「好き」と「ネット」を接続するとあなたに「お金」が降ってくる』の概要を知りたい人
- ブログ(情報発信)をすることによるメリットを知りたい人
目次
本の概要
本の内容をネタバレしないように、図解を用いて概要の紹介していきたいと思います。
~第1章~
「好き」と「お金」を繋げるキーワードは「情報発信」だ!
21世紀は「情報革命」の時代と言われています。情報革命まえは、ごく一部のマスメディア関係者の専売特許だった「情報発信」がすべての人ができるようになったのです。
「好き」を発信すると、どんどん詳しく、得意になっていく。得意をさらに発信すると、あなたの強みになり、「仕事」がやってきます。
~第2章~
「情報発信」をコツコツ続けるための何より大事な鉄則
情報発信は続けることで爆発的な力を起こす。
僕たちの人生は、大型客船のようにゆっくり、でも確実に方向転換していくもの。
継続するために、
- 「好き」なことを発信する
- 質より量より更新頻度
ブログによる情報発信で人生を変えることは誰にでもできることです。
ただし、そこには、どうしても欠かせない条件が1つだけあります。それは、「継続」です。
~第3章~
「自分ブランド」を確立するためのブログとSNSの使いこなし方
ブランド人になるためのたった2つのステップ
- まずは日記でいいからブログを書きつづけなさい
- 書きつづけながら「なりたい自分になるチャレンジ」を記事にはじめよう
~第4章~
リアルでも「特別な人」になるための「パーソナルブランディング」
自分のメッセージを直接届ける「勉強会」を始めよう。
リアルでも情報発信する「特別な人」になるために、
- まずは、人のセミナーに参加してみる
- 自分でセミナーを開催する
~第5章~
好きな事を発信しつづけるとお金の価値観と人生が劇的に変わる
「好き」を発信するとは、「自分の軸」をつくっていくこと。
我々は、発信したものによって、ブランディングされていくから、「自分の好き」を発信することとは、自分の軸を作っていく作業にほかならない。
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「自分軸」が明確になる過程でもっとも大きく変化するものの1つに「お金の価値観」がある。
情報という「価値」を発信することで、あなたの周囲に、あなたと近いお金の価値観を持った人たちによる「共感」の輪ができ、そこに感謝と情報が集まってくる。
僕がタメになると感じたポイント紹介
ゆうすけ
お金儲けの本質はなにか?
世の中にはブロガーが書いた本がたくさん出版されていますが、お金を儲ける点にはフォーカスしていても、どう社会に貢献するか、どう世の中の役に立って生きていくか、という視点が抜け落ちている本も多いように感じています。
はじめに より
「ブログで〇〇万円稼ぐ方法!」
とか、
「〇ヵ月で〇万円達成した方法」
などの謳い文句でブログ論を公開しているのをよく見かけます。
僕は収益化を目的にブログを始めているので、こういったブログ論をよく参考にしています。
こういったブログ論を否定する気はまっったくありませんが、テクニックに走ってお金儲けの本質を忘れがちなのはたしかです。
そういったテクニックはすべて「人の役に立つ」ためにあることを忘れてはいけないと思います。
情報革命はきているが、みんな情報発信してない
情報革命が起こったにもかかわらず、0.01%くらいの人しか情報発信をしていないというのが僕の持っている個人的な感想です。残りの99.9%の人は相変わらず情報発信をしていないと僕は思っています。
「友達との交流は『情報発信』ではない」
第1章 より
「価値のある情報」を発信しようと考えて、ブログやSNSで情報発信している人は、たしかに少ないと僕も思います。
全ての人が情報発信をするべきだ、とは全く思わないですが、誰もがスマホやパソコン一台あれば誰かの役に立てるのにこれを使わない手はないと思います。
公言すれば実行しやすくなる
人は第三者に公言してしまったことは、「言ったからにはやらないと」という心理状態になり、実行しやすくなるのです。
第2章 より
第2章では、「情報発信」をコツコツ続けるための何より大事な鉄則に、質より量より更新頻度をあげています。
まだ未熟な状態でもブログをあげて人に見てもらうことで、チャレンジを継続しやすくなります。
例えば僕の場合、ブログで「ブログで食べていけるだけの収益化を目指しています」というのを公言しています。
まだ、1円にもなっていない超未熟な僕のブログですが、こういった目標を言うことで、「言ったからにはやらないと」という心理状態を自分で作っています。
ちなみに、このまだできるかわからないのに「公表する」というの結構いろんな場面で使います。
例えば、僕は図解販売をしているのですが、納期をきかれたときに「〇日までに仕上げます!」と言ってしまう。
人間やばくなったら嫌でも本気をだす生き物で、少ない時間でも効率よく作業することができます。
こういった「公表して、言ったからにはやらないと」という精神はブログだけでなく、いろんな場面で活用できると思います。
ブログでは嘘をつかない
読者は、「本当のこと」を知りたくて個人のサイトにやってきます。
そのときに、個人ブロガーがお金をもらって宣伝を書いていたら、読者は幻滅して、あなたのサイトを去っていくでしょう。
第3章 より
本当は商品Aが気に入っているのに、商品Bを勧めたほうが儲かるという理由で、本音を書かない。というのはすごくもったいないことだと思います。
というのも、個人が情報発信するうえで最も大切な事って信用される事だと思うからです。
ーここでちょっと余談ー
僕はYouTubeの動画をみるのが好きです。YouTuberという職業がここ数年で当たり前にきくようになりましたよね。これも個人の情報革命により新たに生まれた職業です。僕がなぜYouTuberがだす動画が好きかというと、人気YouTuberの動画には嘘がない(と思っている…笑)からです。
わかりやすい対比で言うと、テレビです。YouTubeが盛んになってからテレビを全くみなくなりました。テレビでの芸能人の発言ってどこか嘘が混じってる場合がありますよね。明らかに。それも含めて面白いとは思いますが、嘘をつく人のことを信用しようとは思いません。
僕は「良いものには良い」、「悪いものには悪い」と本音で言う人のことを信用するし、本音を言う人が楽しんでいる姿をみるのが楽しいです。
個人が情報発信するときに期待されていることは、本音を言う・リアルな声を伝えることだとおもいます。
なぜ、そう思うかというと僕が個人発信者に“本音”“リアルな声”を求めることだからです。
僕自身がそう思うからこそ、僕も“本音”“リアルな声”を伝えていきたいと思います。
初心者でも発信する意味
あなたの記事の最大のファンは、あなたの一歩後ろを歩いている人なのです。
「1回しかやったことがない初心者」でも、あなたの一歩後ろには、まだ一度もヨガをやったことがなく、でもやってみたいと思っている人が大勢います。あなたの記事はそれらの人たちに勇気と共感を与え、そのうちの何人かの人たちにとっては、行動を起こすきっかけになったかもしれません。
第4章 より
「ブログを書けるのは、ある専門分野に詳しい人だけ…」そう思っていました。
でも、僕のブログを3年前の僕がみたら結構タメになると思うんです。
僕は、大学院に進学して抱いた感想、英会話、ボイトレ教室に行った感想など。
まだ、経験すらしていない人にとってはタメになる情報を持っていると思います。
人には1日24時間という限られた時間しか用意されていないので、僕が経験して得た知識の共有ができれば、と思ってブログを書いています。
夢を実現する方法は「夢の天引き」
夢を実現したいときは、「夢を天引き」してしまうのです。
「夢を描く」ということは、逆にいうと、今の自分は夢を叶えていないということを現実化しているということです。「夢に向けて努力する」ということは、夢は遠くにあって近づいていない、という現実をつくり出します。「ああ、パリに行きたいなぁ」といつも思い描いているということは、「パリにどうしても行けない」という事実をつくり出してしまっているということです。
これが、絶対に夢が叶わない人の世界観です。kの世界観を壊していくためには、「夢はすぐに実現する」という世界に生きると決めて行動することです。
第5章 より
この「夢を天引きする」という考え方は目から鱗でした。
貯金をするときに、「給料から5万円を天引きして残りを使おう」という考え方がありますよね。それの夢版です。
先に貯金にまわして残りを使う、ではなく
夢を先に叶えて帳尻はあとから合わせる。
いわば、「背水の陣」の状態を自ら作ってしまうということです。
夢って簡単に叶わないから夢なんですよね。ということは、人と同じことをしていても叶いません。
「夢は叶うもの」ということを体に覚えてもらうためにも多少のムリはしたほうがいいのかな、と思いました。
最後に
本記事では、
- 本『「好き」と「ネット」を接続するとあなたに「お金」が降ってくる』の概要
- 本を読んで僕がタメになると感じたポイント
を書きました。
僕は、ブログによる情報発信に関して色々な本を読んで勉強中です。
今回紹介した『「好き」と「ネット」を接続するとあなたに「お金」が降ってくる』は、
ブログで稼ぐノウハウではなく、情報発信の本質を言及しているため、始めたての頃のブロガーの方にお勧めしたい本です。
~おまけ話~
僕は最近、本を読むときに
- ドッグイヤーをつける
- 重要だと思ったところに下線とコメント
でメモをしながら本を読んでいます。
あとから本を読み返したときに、どこが勉強になったかがすぐわかるので、
書評の記事をかくときや、教科書として本を使いたいときは、タメになる読み方だと思いました。
ゆうすけ