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藤崎彩織 著「読書間奏文」|他人の気持ちを知ろうとする人間でありたいと思った

藤崎彩織 著「読書間奏文」|他人の気持ちを知ろうとする人間でありたいと思った

\動画アニメーションで見たい方はコチラ/

ゆうすけ

売れっ子アーティストの頭の中、覗いてみませんか?

(/・ω・)/<こんにちは、ゆうすけです!

今回はSEKAI NO OWARI藤崎彩織さんが書かれた「読書間奏文」という本をご紹介します。

彩織さんと言えば、アーティストとしての顔だけでなく、作家さんでもあり、処女作の小説「ふたご」が2017年の第158回直木賞の候補にノミネートされたことで有名になりましたよね。

saoriさんのアーティストと作家活動

こちらの本はそんな彩織さんが書かかれた

エッセイ本で、「読書間奏文」という名前のとおり、彩織さんが読書を通じて感じたことを自身の体験を交えて書かれています。

ゆうすけ

印象深かったエピソードをネタバレしない程度にご紹介します

藤崎彩織 著「読書間奏文」のエピソード

彩織さんは、2018年に第一子を授かりました。

まだお腹の中に赤ちゃんがいるときのエピソードで、周りの人から

マタニティライフ楽しんでね

妊娠生活、あっという間だね

お腹の中にいる短い時間を大切にね

と言われたそうです。

これは、もちろん好意ある言葉だと思うのですが、彩織さんは、

マタニティライフは、

はっきり言って楽しくない

と語っています。

つわりがひどいときは苦痛だし、立っていられない程の眠気に襲われることもある。そんな中、アーティスト活動で世界を飛び回ることもあったそうです。

saori

どうしたら、マタニティライフを楽しめるのかわからない

saori

この期間なしに子供が生まれてきてくれるならどんなに良いだろう

と思ったそうです。

他人の気持ちを知ろうとする人間でありたい

このエピソードを読んで、僕が強く感じたこと

他人の気持ちを

知ろうとする人間でありたい

ということ。

僕は彩織さんと比べると境遇が違うところだらけです。

性別・年齢・職業・知名度・努力量など・・・すべてと言っていいほど違います。

それだけ境遇が違うということは、僕が彩織さんの立場になって物事を考えるというのはとても難しいということ。

特に今回のエピソードで挙げた妊娠というのは、男である僕には体感することができない経験なので、彩織さんの気持ちを100%理解することはできません。

そしてこのエピソードと同様に、好意を持って掛けた言葉でも相手の重荷になってしまうかもしれません。

僕が彩織さんと対面することはないので、それを危惧する必要はありませんが、

これは僕と僕以外の人ほとんどすべてに通ずる話で、誰一人として全く同じ境遇の人間はいません。

以前こちらの動画で、中国の思想家である「孔子」の言葉をご紹介しました▼

己の欲せざる所は人に施すことなかれ

これは、「自分にされて嫌なことは他人にするな」という意味ですが、孔子はこれについて

言葉にするのは簡単でも、それを生涯実践するのは至難の業だ

孔子

ということも言っていたそうです。

つまり、相手の気持ちを理解することができれば、相手を傷つけることなく接することができると思いますが、それはとても難しいことなのです。

ただ

相手のことを知ろうとすることならできます

僕はこの「読書間奏文」という本のページをめくるたびに

ゆうすけ

へぇ、彩織さんはこんなことを考えているんだ

と、気づかされました。

相手の気持ちを知ることはできなくても、知ろうとすることなら誰でもできる。なら、誰でもできることから始めようと思いました。

まとめ

 

今回ご紹介したコチラの「読書間奏文」という本は、彩織さん自身だけなく、SEKAI NO OWARIに関するエピソードも書かれているので、セカオワファンにおすすめしたい一冊です。

ゆうすけ

では!ご一読ありがとうございました~